無理せず、ひとつずつ『ADHDの暮らし方のヒント』

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無理せず、ひとつずつ『ADHDの暮らし方のヒント』

 

 「仕事などでケアレスミスをする」「忘れ物、なくし物が多い」「約束を守れない、間に合わない」「時間管理が苦手」「仕事や作業を順序だてて行うことが苦手」「片付けるのが苦手」・・・、決して悪気があるわけではなく、どうしてもできないという方はいらっしゃいますでしょうか。そうした症状が続く場合、ADHDである可能性があるかもしれません。

 

 『ADHD』は、現代病と思われていることも少なくないのですが、それは、日本では『ADHD』が、1990年代後半から社会的な注目を浴びるようになったからかもしれません。

 

 新しい障碍だと思われがちですが、こうした特徴をもつ子どもたちは、実は100年以上前から報告されています。1902年、イギリスのある医師が、脳神経系の原因による病気ではないかという見解を示し、その後、さまざまな紆余曲折を経て、診断の手順などが整理され、今日に至っています。注意力や集中力が不足しがちな子どもや大人は、昔から存在し、決して、現代病や文明病ではないといわれています。

 

Photo by wanko

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 『大人のためのADHD』のホームページでは、自分がADHDではないか診断するためのチェックシートが設けられています。もしもそれでADHDの可能性が高いと思った場合は、一度、専門の医師の診断を受けられることをおすすめします。

 

 また、ADHDでお悩みの方は、医師の診断を受けながら、日常生活や仕事などで、下記のような工夫によって、ご自身の症状をサポートをすることができるといわれています。

 

<日常生活でのヒント>

完璧を目指すと、目標がなかなか達成できず、だんだんつらくなってしまうことがあります。完璧を目指さず、苦手な家事はなるべく家族にも手伝ってもらうようにして、得意な家事について集中して担当するといった切り替えを行いましょう。

 

・うまくいかないときは、終わったら○○しよう!と自分を励ます

・イライラ対策に、一人で落ち着く時間をもうける

・どうしてもできないことは、思い切って手放す

 

<仕事でのヒント>

複数の作業をすべてこなそうと思うと、どれも中途半端になってしまいます。目先のことに気を取られやすい人は、作業の同時進行を避けてみましょう。

 

・作業を小分けにし、1つずつこなしてみる

・作業を小分けにしたあと、優先順位を書き出す

・作業内容だけでなく、作業スペースも区切る

・予定を整理しすぎず、言われた順に仕上げる

 

<約束や期日が守れない人>

締め切りを守るために、予定を具体化してみましょう。予定を周囲の人とも共有すれば、より効果的です。

 

・スケジュール表を、人目につく所に貼ってみる

・キッチンタイマーなどで、アラームをかけるようにする

・スケジュールは、自分で思っている以上の余裕をもたせる

・用事を安請け合いせず、周囲に相談してから返事をする

・メモやメールで予定を記録、管理する

 

 ADHDは、病気ではなく、ただ怠けているだけと思われる場合も少なくありません。まずは家族や医師に相談し、その中で、『大人のためのADHD』などの情報も参考にしながら、職場や社会とどのように関係していけばよいか方法を一緒に考え、あわてずに、ゆっくりと解決していけるといいですね。

 

※参考資料:

『大人のためのADHD』

http://adhd.co.jp/otona/

ライター:野間能子 ノーマ・プランニング。医療・スポーツ・美容・飲食など、ライフスタイル全般のプランニング、編集・執筆、商品企画などを行う。

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