花と一緒に心も育てる!『園芸福祉士』

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花と一緒に心も育てる!『園芸福祉士』

 

 花屋さんの前を通りがかると、可憐な花々を見るだけで、癒されますよね。いろとりどりに咲き乱れ、さまざまな形をしていて、自然の美しさに感動します。花それぞれの香りもいいですね。

 

 街を歩いていると、街角の花壇にも、季節ごとに美しく植栽が施されています。社会活動の一環として、色のバランスも考えながら、建物だけになりがちな街に彩りを添えてくれています。

 

 花や野菜を育てることに注目し、みんなで幸せになろうという目的から生まれたのが、園芸福祉です。より良い環境のもと、豊かな自然や歴史文化とふれあいながら、ゆったりとした時間を過ごす。その時間を多くの人々と共有することで、人々と交わる楽しさも呼びこんでいくといった幸せの連鎖を生み出します。

 

 人間は、社会的動物として仲間を求めながら生きていますが、自然の草木、野鳥や昆虫も生きる仲間としてとらえることで、「人と自然のふれあい」と呼んできたのかもしれません。豊かな自然に直接ふれあい続けることで、人々を幸福にする『環境福祉』『園芸福祉』として大きなムーブメントに育っています。福祉には、人々を幸福にすることであることという想いが根底に流れており、『環境福祉』『園芸福祉』として、さまざまな活動を行っています。

 

Photo by borkur.net

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 『園芸福祉』の活動は、代替治療の分野から、環境保全や地域、まちづくり、さらには、情操教育や生涯学習、高齢者や障碍者福祉にまで、幅広い分野での活用が考えられます。それぞれの家庭ばかりでなく近隣や地域社会において、人々と交流しながら、楽しい時間の過ごし方や、体感できる場所や空間を作りあげていく活動です。

 

 『園芸福祉士』は、園芸福祉活動を実践することで地域に根付かせていき、さらには大きな輪に育てていくための人材として、『日本園芸福祉普及協会』が認定している資格制度のことをいいます。

 

 『園芸福祉士』には、『初級園芸福祉士』と『園芸福祉士』があります。

 

 『初級園芸福祉士』は、園芸福祉に関する幅広い理解や知識、技能を持つことで、園芸福祉活動を地域で実践していく役割を担っています。

 

 『園芸福祉士』は、園芸福祉活動を実践すること以外にも、園芸福祉活動の地域への普及や啓発、地域のリーダーとしての活動、人々を束ねるコーディネータとしての役割を担うことなどが求められています。

 

 現在、全国で約2,300名の『初級園芸福祉士』、約230名の『園芸福祉士』が活動を行っています。福祉施設や病院、学校、幼稚園、保育園、農園、公園などにおいて、地域づくりやまちおこし、子育て、生涯学習、介護予防、ボランティアとして、さまざまな場所や分野で大活躍しています。

 

 花や木を愛でることがお好きな方は、ご自分や仲間と楽しむのもステキですが、こうした『園芸福祉士』の資格を取得することにより、社会貢献の一環として活動される機会にチャレンジすることを検討されてみるのもいいかもしれませんね。

 

※参考資料:

『特定非営利活動法人 日本園芸福祉普及協会』

http://www.engeifukusi.com

ライター:野間能子 ノーマ・プランニング。医療・スポーツ・美容・飲食など、ライフスタイル全般のプランニング、編集・執筆、商品企画などを行う。

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