助けてくださって、ありがとう『盲導犬をみかけたときに』

よかったら、シェアして下さい。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

助けてくださって、ありがとう『盲導犬をみかけたときに』

 

 視力に障碍をお持ちの方とともに生きる盲導犬は、障碍をお持ちの方の伴侶として、人生を共にし、さまざまなアクシデントから守っています。盲導犬教育の厳しい訓練を経て、障碍をお持ちの方の側で共に暮らす盲導犬は、さまざまな外的要因に対して、細やかに神経を使いながら暮らす毎日を送っています。

 

 先日、交通事故で、視力に障碍をお持ちの飼い主の方をかばって、飼い主と盲導犬が亡くなるという痛ましいニュースがありました。本当に悲しく、辛いことです。二度とこのような事故がないように、盲導犬とともに暮らしている障碍をお持ちの方のことや盲導犬をみかけたときに、どういう行動をとればいいかを再確認したいと思います。

 

<外出先で盲導犬を見かけた時に、気をつけること>

 

(1)盲導犬をさわったり、大きな声や口笛で呼んだりしない。

盲導犬がビックリして仕事に集中できなくなり、段差の前でとまることや、障碍物をよけることを忘れ、大きな事故につながってしまう原因になります。

 

(2)食べ物やお水をあげない。

盲導犬の90%以上を占める犬種がラブラドールです。ラブラドールは、人間も食べ物も大好きなので、食べ物を見せられると、集中力がそがれることがあります。食事や水は、盲導犬ユーザーが与えるタイミングを考えているので心配はいりません。

 

(3)静かに見守りましょう。

盲導犬だけで店やトイレの前で待っている時も、撫でたりじっと見たりせず、遠くで静かに見守りましょう。盲導犬は元々人が大好きな性格なので、撫でてもらうと、思わず嬉しくなって、「ウェイト(待て)」と主人にいわれた場所から動いてしまうことがあり、盲導犬ユーザーが戻ってきた時に、どこに盲導犬がいるのかわからなくなってしまうので、注意が必要です。

 

(4)盲導犬ユーザーが道に迷っていたときは、盲導犬ユーザーに声をかけましょう。

盲導犬ではなく盲導犬ユーザーに、「何かお手伝いしましょうか?」と声をかけましょう。

 

(5)盲導犬は信号の判断ができませんので、判断のサポートは、盲導犬ユーザーに声をかけましょう。

盲導犬ユーザーは車の音を聞きながら、青かどうかを判断していますので、「青ですよ」とか、「今、赤ですよ」といった一言が、大きな安心につながります。

Photo by smerikal

Photo by smerikal


 
 盲導犬は、人なつっこく、やさしい性格で、人が大好きです。だからこそ、盲導犬がハーネスをしているお仕事中は、事故のない安全な歩行のためにも、むやみに声をかけたり、じっと見たりすることなく、優しく見守るように気を付けましょう。

 

 その他、『公益財団法人 東日本盲導犬協会』のホームページには、盲導犬に関する情報がたくさん紹介されているので、是非、ご覧になってみてください。

 

 盲導犬とふれあうイベントなどもありますので、普段の労をねぎらって、たくさんコミュニケーションするときっと喜んでくれると思います。「いつも、本当にありがとう」という気持ちを込めて。

 

※参考資料:

『公益財団法人 東日本盲導犬協会』

http://www.guide-dog.jp

ライター:野間能子 ノーマ・プランニング。医療・スポーツ・美容・飲食など、ライフスタイル全般のプランニング、編集・執筆、商品企画などを行う。

スポンサードリンク

よかったら、シェアして下さい。

フォローする