気をつけよう!『いつのまにか骨折』

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気をつけよう!『いつのまにか骨折』

 

 一日中、机に向かって背中を丸めて仕事をするときが続いてしまう方や、障碍や年齢のために、背中をまっすぐにできない方など、姿勢がどうしても猫背になりがちな方がいらっしゃいます。また、体調が悪く、体力が落ちてしまい、背中を丸くしているのが続いてしまったせいで、背中が曲がってしまいがちな方も少なくありません。

 

 こうした症状がある方について、最近、注目されているのが『いつのまにか骨折』です。ご存知でしょうか?

 

 『いつのまにか骨折』とは、骨粗しょう症によって骨がスカスカになり、自分の体重に背骨が耐え切れなくなって、気づかないうちに背骨がつぶれてしまう(背骨の骨折)症状を言います。「最近、背中が曲がってきた…」「背が縮んだ気がする…」「腰が痛い…」といった症状のある方の中で、原因は、歳をとったせいだと思っている方が要注意です。これらの症状は、単なる加齢のせいではないかもしれないことも多いのです。いくつかの原因が考えられるのですが、『骨粗しょう症』など、深刻な病気が隠れている可能性があるといわれ、最近では、厚生労働省を始め、多くの機関で注意喚起をしています。

 

Photo by planetc1

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 『骨粗しょう症』による骨折が起こると、腰の痛みを感じる方もいますが、そうでない場合もあります。実は骨折をしてしまって、治療が必要なのに、それに気づかずに過ごしている方がとても多いのです。健康寿命のために、これらを早めにチェックすることは、とても重要です。

 
 

<背骨が曲がったり、背が縮んだりする原因とは?>

(1)背骨自体に原因がある方

  • 骨粗しょう症による背骨の骨折(圧迫骨折)←いつの間にか骨折
  • 変形性脊椎症
  • 腰椎変性すべり症 など

(2)神経に原因がある方

  • 脊柱管狭窄症 など

(3)筋肉に原因がある方

  • 背中の筋肉の衰えにより背骨を支えきれなくなっている など

 

 骨折は、介護が必要になる場合や、その後の健康寿命に大きな影響を及ぼす場合が、少なくありません。骨折は、自分が痛くなるだけではなく、特に、脚の付け根の骨などを骨折した場合は、多くの場合手術を行いますので、手術後は長期間の安静が必要となり、「寝たきり」になる可能性が高まります。寝たきりになると、今まで自分でできていたことが困難になり、「うつ病」や「認知症」を患うリスクが高まるだけでなく、あなたのご家族にとっても大きな負担となるのです。なんと、8人に1人の割合で、骨折や転倒が原因で、寝たきりになってしまう場合があるというデータも出ています。

 

 医療機関には、『骨粗しょう症』かどうかを判断するチェックシートが用意されています。簡単に自己診断ができるものなので、専門医を受診される際の参考情報としてご利用いただけます。その結果、自分が『骨粗しょう症』の疑いが高い場合、また、どうしても予兆を感じる場合は、少しでも早く専門医のもとで受診されることをおすすめします。

 

 普段から、見えないところほど、気を付けておきたいですね。

 

※参考資料:

『イタみる』

http://www.itamiru.jp/

『骨粗しょう症による「いつのまにか骨折」』

http://www.itamiru.jp/itsunomanika/

ライター:野間能子 ノーマ・プランニング。医療・スポーツ・美容・飲食など、ライフスタイル全般のプランニング、編集・執筆、商品企画などを行う。

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