自分の力を出し切ろう!『スペシャルオリンピックス』

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自分の力を出し切ろう!『スペシャルオリンピックス』

 

 『東京オリンピック2020』に向けて、さまざまなスポーツに注目が集まっています。また、スポーツだけでなく、スポーツの祭典についても取り上げられる機会が増えてきました。

 

 『スペシャルオリンピックス』をご存知ですか?

 

Photo by specialolympicsusa

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 『スペシャルオリンピックス』とは、知的障碍をお持ちの方々に、さまざまなスポーツトレーニングと、その成果の発表の場である競技会を、年間を通じ提供している国際的なスポーツ組織です。『スペシャルオリンピックス』では、スポーツ活動に参加する知的障碍をお持ちの方々をアスリートと呼んで応援しています。『スペシャルオリンピックス』は非営利活動で、運営はボランティアと善意の寄付によっておこなわれています。

 

 『スペシャルオリンピックス』は名称が複数形で表されています。その理由は、大会に限らず、日常的なスポーツトレーニングから世界大会まで、さまざまな活動が年間を通じて、世界中でおこなわれていることを意味しているからです。

 

 きっかけは、1968年、故ケネディ大統領の妹ユニス・シュライバーが、当時スポーツを楽しむ機会が少なかった知的障碍をお持ちの方々に、スポーツを通じ社会参加を応援するために『スペシャルオリンピックス』を設立したことでした。

 

 ユニスさんは、『スペシャルオリンピックス』の活動を通じて、知的障碍をお持ちの方々の可能性を実現することで、彼らに対する社会の否定的な固定観念や差別的態度を変えるため、その生涯を捧げました。彼女が生涯貫いた信念は、40年たった今、確実に社会を変える動きとして世界に広がっています。

 

<スペシャルオリンピックスのスポーツの4つの特徴とは?>

 
【1】継続的なトレーニングと成果の発表の場である『競技会』を提供すること
・『スペシャルオリンピックス』では、地域やスポーツの特性にもよりますが、多くの場合、1週間に1度、2時間ほど、ボランティアのコーチと共にスポーツを楽しみます。一定の期間(約2ヶ月)のトレーニングの後、その成果を競技会、大会で発表します。

 
【2】ひとりひとりに合わせたプログラムを実施
・例えば水泳の場合、まずは、着替えです。次はシャワーを浴びること、そしてプールに入れるようになること、水の中を歩けるようになること、ビート板を使って泳ぐことなど、少しずつ、ひとりひとりに合わせてプログラムを進めます。ボランティアのコーチたちと一緒に水遊びができるようになることも大きな進歩です。

 
【3】能力を充分に発揮できるよう、ディビジョニング
・『スペシャルオリンピックス』の競技会では、可能な限り、同程度の競技能力のアスリートが競技できるように、性別、年齢、競技能力などによってグループ分け(ディビジョン)を行います。ディビジョニングによって、誰でもが平等に競い合うチャンスが与えられ、自分の現在の能力を十分に発揮し、一番輝く機会を得られると考えています。

 

【4】頑張った全てのアスリートを称え、全員を表彰

・表彰台の上では、全てのアスリートに、メダルやリボンがかけられます。順位だけでなく、競技場に立ち最後まで競技をやり終えた事に対して、一人一人にかわらぬ拍手が贈られます。

 

 『スペシャルオリンピックス』では、過程を重視しています。だから、頑張った全てのアスリートを表彰するのです。取り組んだこと、気持ちを込めて走ったこと、競技したこと、練習したこと、そのひとつひとつが尊いこと・・・。

 

 大切なことを、気付かせてくれるのが『スペシャルオリンピックス』だと思います。これからも皆で応援していきたいですね。

 

※参考資料:

『スペシャルオリンピックス』

http://www.son.or.jp

ライター:野間能子 ノーマ・プランニング。医療・スポーツ・美容・飲食など、ライフスタイル全般のプランニング、編集・執筆、商品企画などを行う。

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