災害現場の医療!『災害派遣医療チーム』

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災害現場の医療!『災害派遣医療チーム』

 

 去る4月12日、熊本で地震が発生しました。まずはお亡くなりになった方々のご冥福をお祈りし、被災された皆様に心からお見舞いを申し上げます。

 

 現在、非常事態を日本中で乗り切っていくために、人々の命を救うために、多くの方々が現地でさまざまなことに取り組んでいます。

 

 その中のひとつが、『DMAT』です。

 

Photo by DVIDSHUB

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 『DMAT』とは、平成13年度厚生科学特別研究「日本における災害時派遣医療チーム(DMAT)の標準化に関する研究」報告書において、災害急性期に活動できる機動性を持った トレーニングを受けた医療チームと定義されています。災害派遣医療チーム『Disaster Medical Assistance Team 』の頭文字をとり、『DMAT(ディーマット)』と略して呼ばれています。

 

 『DMAT』は、医師、看護師、業務調整員(医師・看護師以外の医療職及び事務職員)で構成されています。大規模災害や多傷病者が発生した事故などの現場に、急性期(おおむね48時間以内)に活動できる機動性をもった、専門的な訓練を受けた医療チームとなっています。

 

 『阪神・淡路大震災』のときに、災害医療について多くの課題が浮き彫りとなりました。そのときの教訓から、各行政機関、消防、警察、自衛隊と連携し、救助活動と並行しながら、緊急の場合に対応することの重要性が認識されるようになりました。医師が災害現場で医療を行う必要性が認識され、『DMAT(ディーマット)』誕生への取り組みがはじまりました。

 

 『一人でも多くの命を助けよう』。この願いのため、厚生労働省によって、平成17年4月、『災害派遣医療チーム、日本DMAT』は発足しました。『DMAT』の研修は、『独立行政法人国立病院機構災害医療センター』にて行われました。その後、平成18年9月、西日本を拠点とし、『兵庫県災害医療センター』で研修がスタートしました。

 

 現在では、現場の医療だけではなく、幅広い活動に取り組んでいます

  • 災害時に多くの患者さんが運ばれる、被災地の病院機能を維持、拡充するために、病院の指揮下に入り、病院の医療行為を支援する病院支援
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  • 首都直下型、東海、東南海・南海地震など、想定される大地震で多数の重症患者が発生した際に、平時の救急医療レベルを提供するため被災地の外に搬送する、広域医療搬送など、機動性、専門性を生かした多岐にわたる医療的支援

 

 災害現場では、時間との闘いです。『DMAT』のさまざまな取り組みが多くの方々を災害から救っています。『DMAT』のホームページでは、活動の内容も詳しく紹介されています。『DMAT』の取り組みを知ることで、ひとりでも多くの方を守っていける社会を、みんなで作り上げていけることを願っています。

 

※参考資料:

『災害派遣医療チーム DMAT』

http://www.dmat.jp/

ライター:野間能子 ノーマ・プランニング。医療・スポーツ・美容・飲食など、ライフスタイル全般のプランニング、編集・執筆、商品企画などを行う。

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