1日1問福祉力UP! 第10回「コミュニケーション」-障碍受容

よかったら、シェアして下さい。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

日本福祉力検定協会では「福祉力向上キャンペーン」として、生活に役立つ福祉力検定2級と3級の過去問を厳選して出題いたします。

第10回は福祉力検定2級「コミュニケーション」から障碍受容に関する事例問題です。昨日出題された 第9回「障碍の理解」-難病 に関連して、診断を受けた本人の心理状態に関する問題になっています。私たちは彼らが直面する心理的変化の過程に丁寧に寄り添いながら、本人や家族を支援していかなければならないと考えます。

今日の1問(福祉力検定2級「コミュニケーション」より)

次の事例を読み、後の設問に答えなさい。

実業団バレーボールの選手だった女性A(30歳)は、2年前に膠原病(こうげんびょう)と診断されてから、慢性関節リウマチに悩まされている。筋肉に力が入らず、重いものを持つことが困難である。以前は、病気のストレスから自暴自棄になり、酒量が増え、同居する両親にあたって暴言を吐くこともあったが、今は病気と向き合い、前向きに治療に取り組もうと考えている。

難病患者Aの現在の障碍受容の段階に関する説明として、正しいものを1つ選びなさい。

【選択肢】

  1. ショック期
  2. 否認期
  3. 混乱期
  4. 解決への努力期

 

正解と解説はこのページの一番下にあります。

福祉力検定2級3級ダブルで受検がお得です

【解説】

  1. 誤っている。
    ショック期は、発病の直後で集中的な医療とケアを受けている時の心理状況で、肉体的には苦痛があっても心理的には逆に平穏で、現実に起こっていることが自分ではないような感情が鈍麻した無関心な状態である。
  2. 誤っている。
    否認期とは、身体的状態が安定して、そう簡単には治らないことが本人にも少しずつ分かり、心理的な防衛反応としての病気に対する否認が生じる時期。
  3. 誤っている。
    混乱期とは、現実が圧倒的すぎて、病気が完治しないことを否定しきれない時期である。
  4. 正しい。
    前向きな努力が主になり、外向的な攻撃では、結局問題は解決しないことに気づく時期。事例におけるAの状態に最も近い。

【正答番号】 4

福祉力検定

スポンサードリンク

よかったら、シェアして下さい。

フォローする