1日1問福祉力UP! 第24回「障碍の理解」-ADHD(注意欠陥多動性障碍)

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日本福祉力検定協会では「福祉力向上キャンペーン」として、生活に役立つ福祉力検定2級と3級の過去問を厳選して出題いたします。

第24回は福祉力検定3級「障碍の理解」からのADHD(注意欠陥多動障碍)に関する知識問題です。ADHDは大人になってから診断される方もいらっしゃいます。それは対人関係で躓いて強迫性障碍やうつ病と診断されていたのですが、ベースにはADHDがあったという場合などです。新たに診断をされることで、はじめは受入れることが困難で苦しまれる方もいらっしゃいます。しかし、これまで周囲から理解を得られず「乱暴者」や「怠け者」と誤解されていた原因がわかり対処法が見えたことで、不安を軽減できたという方もいらっしゃいます。ADHDについては第6回「障碍の理解」-ADHDでも取り上げましたが、周囲の理解や薬物療法などにより本人にとって生活しやすい環境作りをサポートしていくことも大切です。

今日の1問(福祉力検定3級「障碍の理解」より)

注意欠陥多動性障碍(ADHD)に関する次の記述のうち、誤っているものを1つ選びなさい。

【選択肢】

  1. 注意力が欠ける一方で、自身にとって関心があることには過度に集中するという特徴がある。
  2. 学齢期の子どもの場合、授業中にじっと座っていられずに学習に遅れが生じるケースが多い。
  3. 順番を待てない等、集団生活上の課題も多いため、幼少期から厳しくしつける必要がある。
  4. 乱暴者や“わがまま”等と誤解され、障碍を理解されないままでいることがある。

正解と解説はこのページの一番下にあります。

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【解説】

  1. 正しい。
    注意欠陥に関する記述である。全般的には注意力や集中力に欠けるのが特徴である。しかし、勉強には集中しなくてもテレビゲームには集中する等自身にとって関心のあることには過度に集中する特徴が見られる。
  2. 正しい。
    多動性に関する記述である。多動性については、加齢とともに落ち着いていくケースもある。
  3. 誤っている。
    衝動性に関する記述である。叱責や注意による自己評価の低下や自信喪失は深刻な二次障碍につながる危険があるため、本人の症状を理解し、薬物療法や環境の調整等、周囲の理解を得ながら支援していくことが必要である。
  4. 正しい。
    二次障碍に関連する記述である。本人が元々持っている障碍(一次障碍)とは別に、周囲の無理解や差別等の環境による二次障碍で苦しんでいる場合が多い。乱暴者や“わがまま”等と誤解されることも多いため、対人関係でつまずいたり、学校で“いじめ”の対象となるケースが多い。

【正答番号】 3

福祉力検定

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