1日1問福祉力UP! 第30回「福祉の理念」-ノーマライゼーション

よかったら、シェアして下さい。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

日本福祉力検定協会では「福祉力向上キャンペーン」として、30回にわたって生活に役立つ福祉力検定2級と3級の過去問を厳選して出題してきました。

本日は最終回ということで、「福祉の理念」からバンクミケルセンらが提唱したノーマライゼーションについての出題です。

今日の1問(福祉力検定2級「福祉の理念」より)

ノーマライゼーションに関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。

【選択肢】

  1. ノーマライゼーションとは、障害のある人を機能訓練等により、その人にとってノーマルな(普通の)状態にしようとする援助目標のことである。
  2. ノーマライゼーションは、1950年代にニィリエによって初めて提唱された。
  3. ノーマライゼーションの実現には、高度な訓練を受けた専門職により管理された施設での生活が不可欠である。
  4. ノーマライゼーションは、全て自力で生活することではなく、必要な援助を最大限活用しつつ地域の中で生活することを意味する。

正解と解説はこのページの一番下にあります。

banner_interview

 

【解説】

  1. 誤っている。
    ノーマライゼーションとは、障害のある人もない人も、特別視されたり、差別されることなく、全ての人が共にその国の文化や時代に応じたノーマルな(普通の)社会を作っていこうとする考え方である。要援護者である障害者等を社会から排除してきた社会への反省に立って、漏れなく必要とされる人々によってこの社会は構成されているという理念である。障害のある人をノーマルな状態に戻すことではない。
  2. 誤っている。
    ノーマライゼーションは、1950年代にデンマークのバンク=ミケルセンを中心とした知的障害児を持つ親の会の運動から生まれた理念である。スウェーデンのニィリエは、ノーマルな生活基準の指標を提唱し、ノーマライゼーションの理念を発展させた人物である。
  3. 誤っている。
    ノーマライゼーションは、障害のある人もない人も、家族や友人と交流し、社会参加しながら地域で生活するという、障害者の生活の場を施設から地域に移行する基本的理念となっている。
  4. 正しい。
    ノーマライゼーションは、本人の自己選択・自己決定により必要な援助やサービスを確保しながら、地域の中で対等平等に暮らすことを目指すものである。

【正答番号】 4

福祉力検定

スポンサードリンク

よかったら、シェアして下さい。

フォローする