人々の日常をサポートするプロ『作業療法士』

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人々の日常をサポートするプロ『作業療法士』

 

福祉の仕事には、さまざまな資格があります。名前を聞いてすぐに理解できるもののあれば、意味や仕事内容を聞かないと分からない資格もあります。

 

例えば、『作業療法士』の場合、難しい言葉は一切使われていないものの、どんな仕事をするための資格なのかが分かりにくいですよね。『作業療法士』とは、食べたり、入浴したりといった、人の日常生活に関わるすべての諸活動を「作業」を呼び、それをサポートする資格のことをいいます。「作業」は、人と社会をつなぐ接点のことだととらえられています。

 

『作業療法士』がサポートする事柄とは?

(1)セルフケア:着替え、トイレなど日常的な生活行為のこと

(2)家事

(3)仕事

(4)余暇

(5)地域活動

 

Photo by OiMax

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病気やけが、もしくは、生まれながらにして障碍をお持ちの方など、年齢などに関係なく、日常の生活にサポートを必要とするすべての方々と社会とのつながりを、「作業」を通じて作り出すのが、『作業療法士』の仕事なのです。『一般社団法人 日本作業療法士協会』では、『作業療法士』の認知を高め、『作業療法士』の活躍の場を広げ、社会に貢献する環境づくりに取り組んでいます。

 

『作業療法士』が取り組む、3つの能力のサポートとは?

(1)基本的動作能力のサポート:運動や感覚、知覚、心配や精神、認知などの心身機能

(2)応用的動作能力のサポート:食事やトイレ、家事など、日常で必要となる活動

(3)社会的適応能力のサポート:地域活動への参加、就労、就学

 
作業療法では、基本的な運動能力から、社会の中に適応する能力まで、3つの能力を維持、改善し、「その人らしい」生活の獲得を目標にします。
 

病気やけがをしたときの初期段階では、リハビリテーションをスタートすることで、将来の生活を見こし、病気やけがの症状に合わせて、心と身体の基本的な機能改善のサポートをします。また、同時に、新たな機能の低下を予防します。

 

病気やけがをしたときのリハビリテーションとは?

・自分で食べられるようになる練習

・自分で住まいの中をなど、移動できる練習

・自分でトイレを使えるようになる練習

病気やけがをした後のこうした作業療法は、その後の日常生活を快適に過ごすためにとても大切です。『作業療法士』は、一人ひとりの状態に向き合い、どうすることがその方にとって最善のサポート方法なのかを、現状と未来も合わせて考えながら、まわりと相談しながら提案するのです。こうした『作業療法士』の方のケアがあるからこそ、突然みまわれた病気やけがに対して、身体も心も立ち向かう勇気と具体的な方法を得ることができます。ありがたいことですね。

 

回復期の作業療法とは?

・服や靴の着脱をする練習

・調理や掃除など家事の練習

・買い物など外に出る練習

病気やケガの状態が安定し、より具体的な生活をイメージして機能や能力の改善を図ります。その人ならではの生活に必要な情報や方法を一緒に相談しながら、習得をサポートします。

 

豊かに生きるための作業療法とは?

・散歩など、外に出る練習

・地域コミュニティへの参加の援助

・実際の仕事場に近い環境での就労の支援

・サポート道具などを使った趣味やレジャーを楽しむ援助

・その方に合わせた、より生活しやすい環境づくりのサポート

生きがいを持って、豊かに生きていくことをサポートすることも、『作業療法士』にとって、とても大切な役割です。

 

福祉関係をはじめ、社会のさまざまな場所で、『作業療法士』が活躍しています。『作業療法士』に興味を持たれた方、もっと『作業療法士』のことを知りたいと思われた方は、是非、『一般社団法人 日本作業療法士協会』のホームページをご覧になってみてはいかがでしょうか。実際の『作業療法士』の方のコメントをはじめ、さまざまな情報が紹介されています。多くの方が、『作業療法士』のサポートを受けて、幸せに生きていけるといいですね。

 

※参考資料:

『一般社団法人 日本作業療法士協会』

http://www.jaot.or.jp

ライター:野間能子 ノーマ・プランニング。医療・スポーツ・美容・飲食など、ライフスタイル全般のプランニング、編集・執筆、商品企画などを行う。

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