生きがいづくり、社会参加の場所『らしんばんの家』

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生きがいづくり、社会参加の場所『らしんばんの家』

 

『中途障碍者』という言葉をご存知ですか?

 

ある日突然、病気や事故によって、障碍者となった方のことを『中途障碍者』と呼びます。突然の事故ですから、年齢や男女に関係なく、『中途障碍者』の中には、テキパキと働いている方やご家庭で家族の面倒をみているお母さん、まだまだ若い学生の方など、さまざまな方がいらっしゃいます。誰もが、事故のことを予想できないわけですから、障碍者となったときの気持ち、その後の人生への取り組み方など、ひとりひとりに大きな問題が起こります。

 

Photo by Walt Stoneburner

Photo by Walt Stoneburner


工房『羅針盤』・第2工房『羅針盤』・『らしんばんの家』では、こうした『中途障碍者』の方の人生をさまざまな形でサポートしています。また、『らしんばん友の会』の活動を通じて、『中途障碍者』の生きがいづくりや、社会参加をすすめるための施設づくりに取り組んでいます。人生半ばで、ある日突然、病気や事故などで、障碍者となった中途障碍の方々たちの支援施設として、一人でも多くの人が生きがいと希望を持って暮らしていける街づくりを目指し、市民や関係機関と連携しながら、支援施設の更なる充実と増設に注力しています。

 

『中途障碍者』の中でも、とりわけ深刻な問題を抱えているのが、『高次脳機能障碍』だといわれています。『高次脳機能障碍』は、病気や事故などで脳を損傷してしまうことで、日常的な出来事を、すぐに忘れてしまう、物事に集中できない、また感情のコントロールができないといった症状があります。現在、『高次脳機能障碍』を持つ方々への適切な対応が求められているにも関わらず、現状は、まだまだ十分ではなく、遅れています。

 

『高次脳機能障碍』の主な症状とは?

・日常的な出来事をすぐに忘れてしまう、

・物事に集中できない

・感情のコントロールができない など

 

『高次脳機能障碍』は長年、「目に見えない障碍」と言われ、つい最近までは、医療機関でさえも『高次脳機能障碍』への認識が充分ではありませんでした。自治体や国の制度も不十分で、社会的にも理解がされず、福祉制度や社会の狭間に置かれていました。しかし、『高次脳機能障碍』は、事故や病気などにより発症に加えて、労働災害や暴力事件など、原因も多岐にわたり、全国で約50万人以上、少なくとも年間1万人以上も増え続けている症状なのです。例えば、大阪府下では、約34,600人、そして毎年約2,100人の方が、新たにこの障碍を負っているといわれています。

 

工房『羅針盤』・第2工房『羅針盤』・『らしんばんの家』では、1986年から作業所をスタートし、中途障碍をお持ちの方、『高次脳機能障碍』の方々の活動をサポートしています。障碍をお持ちの方が、地域で安心して暮らしていくために、障碍をお持ちの方のニーズを踏まえ、福祉・保健・医療・教育・就労など、幅広いサービスを一体的・総合的に提供するための援助を行っています。また同時に、地域の社会資源の活用や改善、開発をすすめることで、地域社会と一体となった支援を目指しています。

 

中途障碍をお持ちの方や、『高次脳機能障碍』となった方のことを第一に考えた、工房『羅針盤』・第2工房『羅針盤』・『らしんばんの家』の活動について注目し、症状の理解や啓蒙活動を応援していきたいですね。

 

※参考資料:

工房『羅針盤』・第2工房『羅針盤』・『らしんばんの家』

http://koubou-rashinban.com/

ライター:野間能子 ノーマ・プランニング。医療・スポーツ・美容・飲食など、ライフスタイル全般のプランニング、編集・執筆、商品企画などを行う。

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