熱い取り組み!『視覚障碍者柔道』

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熱い取り組み!『視覚障碍者柔道』

 

東京パラリンピックの開催時期が近づいてくるにつれて、さまざまな障碍者スポーツがニュースなどで取り上げられる機会が増えてきました。

 

今まで知らなかった競技を知ることは、とても興味深いものです。また、実際に競技に取り組んでいる選手にとっても、多くの注目を浴びて、声援が多くなると、練習にも力が入り、ますます力を発揮することに繋がり、とても良いことだと思います。

 
『視覚障碍者柔道』ご存知ですか?

 

Photo by .Martin.

Photo by .Martin.


『視覚障碍者柔道』とは、視覚に障碍をお持ちの方が取り組んでいる柔道のことをいい、視覚障碍者のみで行われます。国内大会も国際大会も、『IJF(国際柔道連盟審判規定)』、及び、『IBSA(国際視覚障害者スポーツ協会)柔道審判規定』を適用しています。視覚障碍者に配慮した、さまざまな規定を加えて試合を行っています。

 

『視覚障碍者柔道』は、組合った状態から始めるために、組まずに時間稼ぎをするということができません。そのため、試合開始10秒足らずで、接近戦からの技の攻防となります。

 

日本の最初の全国大会『第1回 全日本視覚障碍者柔道大会』は、1986年11月30日に、皇太子殿下(現天皇陛下)をお迎えして開催されました。

 

また、国際大会では、1986年12月25日に、『そう浪盃国際盲唖柔道大会』に、選手4名、役員2名を派遣しています。その後、日本の全国大会も国際大会も定期的に開催され、多くの方が日々の鍛錬の成果を発揮しています。

 

『視覚障碍者柔道』の試合方法とは?

(1)『視覚障碍者柔道』の試合は、両者がお互いに組んでから、主審が「はじめ」の宣告をしてからはじまります。

 

(2)試合中に、両者が離れた時は、主審が「まて」を宣告し、試合開始位置にもどります。

 

(3)場外規程は基本的に適用しません。但し、故意に利用した場合には、障碍の程度に関係なく適用されることがあります。

 

『視覚障碍者柔道』の詳細なルールとは?

(1)試合開始線は、1メートル離す。

(2)お互いに組んでから試合を始める。

(3)試合中に両手が離れた時は、試合を中断する。その後は試合開始の時と同じ手順で始める。

(4)場外規定は、基本的には適用しない。ただし、故意に利用した時は指導の対象となる事がある。

(5)試合者が場外に近づいた時は、主審が「場外、場外」とコールする。

(6)技が決まるか「指導」などの時は、主審がジェスチャーと共に「指導・白」などと分かりやすくコールする。

(7)視覚障碍者の選手には、掌に文字を書きそれを本人の胸の方向に向ける

(例:有効は「Y」)。

 

『NPO法人 日本視覚障碍者柔道連盟』のホームページでは、『視覚障碍者柔道』のニュースや試合など、さまざまな情報を紹介しています。

 

  • 『NPO法人 日本視覚障碍者柔道連盟』

http://judob.or.jp/

 

 

日本は、『視覚障碍者柔道』において、ソウルパラリンピックから、リオデジャネイロパラリンピックまで毎回メダルを獲得しています。男女ともに有力選手が活躍していて、その力強さに期待が集まっています。

 

『視覚障碍者柔道』に対する知識を身に付けて、選手の熱い戦いを、みんなで応援していきたいですね。

 

※参考資料:

『NPO法人 日本視覚障碍者柔道連盟』

http://judob.or.jp/

ライター:野間能子 ノーマ・プランニング。医療・スポーツ・美容・飲食など、ライフスタイル全般のプランニング、編集・執筆、商品企画などを行う。

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