まわりも守ろう!『レスパイトケア』

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まわりも守ろう!『レスパイトケア』

 

障碍をお持ちの方や、ご高齢の方、認知症の方などをケアするためには、多くの方の協力が必要になります。しかしながら、家族の少人数化や、社会やご近所の関係の希薄化など、私たちが生きている世界は、協力したくてもなかなかできない状況であることも事実です。
そんな中でも、介護は待ってくれません。だんだんと介護をされる方の身体的、精神的な負担が積み重なり、社会問題となっています。
そこで、注目されているのが、『レスパイトケア』です。

 

●『レスパイトケア』とは?

Photo by Weckschmied

Photo by Weckschmied

『レスパイト(respite)』とは、「休息」「息抜き」「小休止」という意味です。
『レスパイトケア』とは、在宅介護の要介護状態の方(利用者)が、福祉サービスなどを利用している間に、介護をしている家族などが一時的に介護から解放され、休息をとれるようにする支援のことをいいます。
例えば、『介護保険の通所系のサービス』や『ショートステイ(行政が行う緊急ショートステイもあります)』などが、『レスパイトサービス』です。また、『インフォーマルサービス』として、普段は介護していない親族や、友人、近隣などが支援することも挙げられます。これは、介護をする側へのケアですが、その大きな目的は、在宅介護の継続が可能になることです。

●介護者にとっての助かるところ

介護者がほっと一息つくことで、心も体もリフレッシュし、介護疲れや共倒れを防ぐことができること

●利用者にとっての助かるところ

利用者も、気分転換や家族の介護を客観的に見ることができ、主体的に介護を受けることができるなど、利用者の視点でのメリットも大切にする必要があります。
かつては、『レスパイトケア』は、介護者の病気や事故、または、冠婚葬祭等の社会的事由に制限されていましたが、超高齢社会の今は、介護をされているご家族の介護疲れが社会問題となり、最近では、私的事由やリラックスタイムやリフレッシュタイムを取るために、『レスパイトケア』をとることが多くなってきました。
昔から日本では、もう少し頑張ってみたらうまくいくのではないか、とか、まだまだ自分の頑張りが足りないからだ、などといった考え方をする風潮がありました。ですが、健康寿命を延ばすためには、日々の暮らし方、気持ちの持ち方が大切だといわれています。『レスパイトケア』をうまく利用しながら、みんながお互いに思いやり、助け合う家族でいたいですね。

 

※参考資料:
『認知症オンライン』
https://ninchisho-online.com/

『介護情報サービスかながわ』
https://www.rakuraku.or.jp/kaigo/w10/wpDicView.aspx?TERMID=94/

ライター:野間能子 医療・スポーツ・美容・飲食など、ライフスタイル全般の編集・執筆、プランニング、商品企画などを行う(株式会社ノーマ・プランニング)

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