アイデンティティクライシスからの開放

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飯野耀子のベター クォリティ オブ ライフ 第215回

 2017年も後半戦に突入ですね。自民党の不祥事連発や東京都では小池王国圧勝とこれからどうなるのだろう?という気もする今日この頃ですが、個々の生活は粛々と、平常心で過ごしたいですね。

 さて過去何度かこの季節は「七夕」についてご紹介してきましたが、世界に目をむけてみるとこの時期はいろんな国で「独立記念日」を迎える季節なんですね。最も有名なのは7月4日のアメリカの独立記念日ですが、ペルーやアルゼンチンなど南米の国の独立記念日も7月ですし、フランスの革命記念日も7月14日と7月前半は過去、世界のあちらこちらで人々が自由を手に入れ、勝利を祝った季節です。

 そんな中、最近よく耳にする個々の心の中の“開放”について。何かというと“アイデンティティクライシス”です。

田んぼにいる2人の女性

すっきり

 この言葉、思春期やいわゆる“中二病”の代表選手と言われたり、女性が30代突入を目前に走りやすい”自分探しの旅“の機動力などといわれることが多いのですが、最近増えているのが「結婚」「出産」を機に知らず知らずの内に陥ってしまっているパターン。

 特にそれ以前にキャリアを築いていたり、“自分”を強く持つ人が陥りがちで、例えば夫が期待している「理想の妻」に一生懸命近づこうとしたり、子供にとっての「よい母」になろうと頑張りすぎてしまったりといったことに“自分セカンド”で取り組むうちに、気がついたら“妻、母”という枠を外した“ただの自分”“自分らしさ”がわからなくなってしまっているという。往々にして先に体が何かしらのシグナルを発して(暴飲暴食しているわけでもないのに変に太りはじめたり、何をしても空虚感にさいなまれたり)ということが多いようです。そこから「無理をしすぎている自分」に気づき、本来の自分を取り戻そうと思った瞬間に“自分らしさが解らなくなってしまっている”ことに気づく人が多いそう。

 もちろんいい妻、いい母を無理なく、もしくは喜びを持ってやられている方はそれでよいのです。なぜならそれがその人の“自分らしさ”なので。

 ただそこに常に“演技”が強要されている場合(環境からの場合だけでなく、自分で自分に強いてしまっているケースも含め)、どこかで心が悲鳴をあげます。しかし罪悪感や敗北感からその悲鳴を封印してしまう人も少なくありません。しかしどこかでその悲鳴を聞くことがあったら“演技をやめる”ことを自分に許してあげてほしいのです。それは決して悪いことでも負けでもないからです。

 その時点でまだ“自分らしさ”が自分の中で認識できる状態の人は生活の中に“妻、母、自分”と自分らしい時間を取り入れてみることからはじめましょう。もしそこで“自分らしさ”を見失ってしまっている自分に気づいたら、生活の中で自分の周りにあるものを整理してみてください。

 一番簡単なのは洋服の整理。理想的にはそこで断捨離が出来るとよいのですが、すぐに処分出来ない人もいますよね。それでもよく着る服と何年も着ていない服を仕訳するくらいは出来ると思います。そうしたら何年も着ていない服を「着ない理由」を考えてみるとそこにはいろんな答えが出てきます。更に流行に関係なく何度も袖を通す服もきっとあるでしょう。これもなぜその服がそんなに好きなのか?その理由を考えてみることでやはり自分というものが見えてくる助けになります。

 結婚生活や子育てって大変なこともありますが、本来とても幸せなものですよね。しかしそれが原因で自分を見失ってしまうのであればそれはとても悲しいことです。

 もし今、自分が自分でないような毎日を感じている方は自分に合った“アイデンティティクライシスからの脱却”をぜひ試してみてください。

飯野耀子 美容食スペシャリスト/ブランディングプランナー/日本ハーブ振興協会主席研究員
女性市場開拓に於けるプランナー兼インフルエンサーとして日本のみならず
中国、韓国、台湾、香港での執筆、セミナー、メディア出演、商品販売、
出版を通し発信。手がけた商品、書籍は多数。
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