命を救う!『必須医薬品キャンペーン』

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命を救う!『必須医薬品キャンペーン』

 

Photo by ShebleyCL


世界中の孤立地域で、深刻な病気に苦しむ人びとを診療する際、電気や清潔な水の供給がない地域で活動することも多々あります。また、治療に必要な医薬品や診断テスト、ワクチンが、地域の環境に適していないこともよくあります。

 
また、既存の診断テストでは患者の状態を正確に把握できない、必要な薬の価格が高い、薬そのものが存在しないなどの問題もあります。途上国の多くの命を救える重要なワクチンが、価格が高すぎて手に入らないということもあります。

 

こうした状況を改善するために、1999年に受賞したノーベル平和賞の賞金を基に立ち上げられたのが『必須医薬品キャンペーン』です。

 

  • 『必須医薬品キャンペーン』

http://www.msf.or.jp/about/access_campaign/outline.html

 

『必須医薬品キャンペーン』では、「医療を受ける機会」と「医療革新」という両面からこの問題に取り組んでいます。

 

「医療を受ける機会」:薬価が高すぎる医薬品を手に入れやすくするための活動

「医療革新」:緊急性の高い新薬、ワクチン、診断テストの開発を促す活動
 

  • 『必須医薬品キャンペーン』の具体的な活動

(1)安価で求めやすいジェネリック製品の生産を促し、医薬品、ワクチン、診断テストの価格を下げること

 

(2)企業の営利が公衆衛生上のニーズに勝ることがないように、また、薬の特許が医薬品の入手を妨げる障壁とならないように、監視役となること

 

(3)医療研究の方向性を、緊急性の高い新薬、ワクチン、診断テストへと向けさせること

 

(4)企業の必要性ではなく、医療の必要性に応じた医療研究に資金を向けさせること

 

(5)製薬会社が法外な薬価をつけることで、研究資金を回収することのないように、新しい資金調達モデルの調査、支援、監視を行うこと

 

医師、薬剤師、科学者、弁護士、政策・コミュニケーション分野など、多岐にわたる専門家がチームを作る『必須医薬品キャンペーン』は、入手しやすく扱いやすい医薬品、ワクチン、診断テストの開発に取り組んでいます。世界の人々が『必須医薬品キャンペーン』に着目することで、困難な医療現場で働く方々を力強く応援していきましょう!

 

※参考資料:

『必須医薬品キャンペーン』

http://www.msf.or.jp/about/access_campaign/outline.html

ライター:野間能子 医療・スポーツ・美容・飲食など、ライフスタイル全般の編集・執筆、プランニング、商品企画などを行う(株式会社ノーマ・プランニング)

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