アートでつながる!『アートビリティ』

よかったら、シェアして下さい。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

アートでつながる!『アートビリティ』

 

『アートビリティ』は、全国から応募された、障碍のある方のアート作品を用いた有料レンタル事業に取り組んでいます。

 

  • 『アートビリティ』のシステム

・審査 → 合格した作品のみをデータの形で保存 → 企業や団体などに有料で貸出 →使用料の一部を作家へ還元するというシステムです。

・60%が作家へ支払われ、40%が『アートビリティ』の運営費に充てられています。

 

  • 『アートビリティ』

http://www.artbility.com

 

『アートビリティ』の審査会は2ヶ月に1度、奇数月に開催され、審査員をアートディレクター・グラフィックデザイナー・大学の教授などで構成し、事務局の立会いのもとに厳正な審査を行います。応募作品は毎回200点前後あり、合格するのは約15%~25%です。すでに登録されている人気作家でも、毎回、審査会を経て作品が登録されるため、『アートビリティ大賞受賞作家』でさえ審査に落ちてしまうこともあります。この厳しさが作品の質の高さを生み、今ではクオリティの高さにおいて、クライアントから絶大な信頼を得ています。年間約300点以上の作品が、冊子の表紙・リーフレット・ポスター・カレンダー等、さまざまなメディアを通じて世の中にデビューしています。

 

Photo by richardha101


障碍のある方の芸術活動を支援する団体は、世の中にたくさんありますが、その中で、『アートビリティ』が他と一線を画しているのは、メディアで使用されることを前提として作品をセレクトしている点です。『アートビリティ』の審査員が、障碍者芸術展で作品の審査に関わってきたような美術関係者ではなく、広告代理店やグラフィクデザイナーなど、商業デザインに取り組んできた専門家であることも特徴のひとつだといえます。

 

もちろん、障碍のある作家の芸術活動を支援することも、『アートビリティ』の使命だと認識しています。『アートビリティ』にとって、作家の方、一人一人が事業の大切なパートナーと考えています。たとえ才能をお持ちでも、障碍があるが故に、納期やクライアントの要望に応えるといった社会システムの中で力が発揮できない場合も出てきてしまいます。そんなときに、作家の方が、ご自分のペースでご自分の描きたいものを描き、作品を『アートビリティ』に登録しておくことで、作品が使用されて使用料が確実に入ってくる『アートビリティ』のシステムは、作家の方にとっても大変便利なシステムだと考えられています。

 

アートを通じた福祉活動には様々な種類があります。『アートビリティ』の活動は、アーティストと社会の連携の継続性を考慮した素晴らしいものです。多くの方の目に作品が触れることでさらに価値を増し、作家の方も、作品も、『アートビリティ』の活動も全てが多くの方の賛同を得て成功していく社会の実現を願っています。

 

※参考資料:

『アートビリティ』

http://www.artbility.com

ライター:野間能子 医療・スポーツ・美容・飲食など、ライフスタイル全般の編集・執筆、プランニング、商品企画などを行う(株式会社ノーマ・プランニング)

スポンサードリンク

よかったら、シェアして下さい。

フォローする