舌で世界を見る

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 障害を技術で補助しようという製品はいろいろと登場していますが、今回は視覚を補う製品をご紹介しましょう。

 様々な技術が発達しているおかげで、視覚に障害があったとしても、見るための代替手段の選択肢が増えています。米Wicab社が開発中のBrainPortもその一つです。これは、カメラからの映像を舌で感じられる電気パルスに変換して、眼のかわりに舌を使って見ることを実現できる機械です。

BrainPort

舌デバイスで世界を味わう?

 カメラからの映像データは、いったん白黒に変換され、舌に乗せるキャンディーと呼ばれるデバイスに転送されます。キャンディーは3センチ四方の大きさに電極が並んだ物で、映像の白い部分だけで電気パルスを発生させます。つまり白黒映像がそのまま刺激になって舌の上に現れるという仕組みです。電気パルスというと、よく判りませんが、炭酸飲料やシャンパンがはじけるような感じとして感じられるそうです。

 そんなもので本当に「見える」のかという事については、実際に使ってみないと実感がわきませんが、装着して15分もすれば、感覚を理解できるようになるそうです。

 同社Aimee Arnoldussen氏によると、「最初は奇妙に感じますが、時間がたてば馴染めるようになります」との事。実験では、出入口やエレベーターのボタンを見つけたり、手紙を読んだり、テーブルにあるコップやフォークを拾いあげたりといった事ができているそうです。

 このBrainPortは、FDA(米国食品医薬品局)へ承認を申請中との事で、そろそろ認可とれる予定だそうです。今後、一台1万ドル(=91万円)くらいで販売される見込みです。

 実際に使っているところは、こちらの動画をどうぞ。

出所:Tasting the Light: Device Lets the Blind “See” with Their Tongues: Scientific American

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