毛糸のパンツとコレステロール

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飯野耀子のベター クォリティ オブ ライフ 第29回

 今回は「毛糸のパンツとコレステロール」。

 みなさん、こんにちは。私は今、北海道のトマムでこの原稿を書いています。外はマイナス20度にもなる世界ですが、氷のホテルや山に生える木々がとても美しくていいですよ。

 さて、そんな北の地からお送りするのは、アラフォー女性の冷えとコレステロールの話。

 実は女性ってアラフォーあたりにさしかかると、同世代の男性に比べてコレステロールが増えやすいといわれるのですが、これと冷えが関係しているって、ご存知でしたか?

シナモンスティック写真 FotoosVanRobin

香りのよいシナモンスティック

 まず、女性が男性に比べて冷えやすい体をしているのはよく云われていますね。これは筋肉量が違うことや脂肪の量に関係しています。そして、冷えやすい故にコレステロールを分解する臓器である肝臓も冷えてしまうわけですが、この肝臓というのが冷えに弱い臓器なんですね・・・ただでさえいろんなものを解毒したり、分解したりと頑張っている肝臓が、冷えにも対抗して頑張るのって結構大変。そして、もうひとつ、女性ホルモンの一種であるエストロゲン。こちらはいわゆる、悪玉コレステロールを抑え、善玉コレステロールを増やす働きを持つものなのですが、エストロゲンを分泌する臓器である卵巣も、肝臓同様に冷えに弱い臓器なんです。

 ということで、体が冷えると肝臓と卵巣も冷える=悪玉コレステロールが減らない=酸化する→心臓疾患のリスクが高まるといった図式ができ上がってしまうわけです。更にエストロゲンの分泌が減ると、やはり女性らしさというか、肌のコンディションなども悪くなりがちですので、いいことなし。

 そこで、やはり体を冷やさないことが推奨されます。アンダーウェアなど着るものでお薦めなのは、とうがらし成分が織り込まれた靴下や毛糸のパンツ! え~と言われそうですが、最近はかわいいものもたくさんあります♪キティちゃんの毛糸のパンツなんて涙が出るほどかわいいですから!

 それから食べることで改善してくれるものには、最近、流行(はやり)の生姜をはじめ、にんにく、ねぎ、たまねぎなど、また、シナモンというのも、かなり体を温める効果をもったスパイスです。これであれば、スタバやタリーズにもおいてありますから、コーヒーを飲む際に混ぜるなど、外食シーンでも簡単に摂取できます。もちろん韓国料理など唐辛子をたくさん使っているお料理もお勧めですよ。

 とにかく冷えを解消すれば病気は治るとまでおっしゃるお医者様もいるほど、冷えというのは怖いもの。まして寝たきりや座りっぱなしなど筋肉を動かす機会の少ない人は冷えやすいので、意識して体の冷えを解消するようにしてくださいね。

 もちろん、温泉やお風呂などお湯で体を温めることもお勧めです!

飯野耀子AllAbout食育ガイド/ myfood.jp編集長。健康管理士、薬膳料理指導員、
食育指導士など多数の資格を保有。FANCL発芽玄米粥の監修も務める。
著書に「夜トマトダイエット」(ぶんか社他、台湾版、中国版)
「合格への食卓」(扶桑社)がある。飯野耀子公式サイトはこちら

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