サッカー・長谷部選手の56の習慣
6月にはチャリティイベントを開催!著書印税を全額寄付
サッカーの名門、静岡の藤枝東高校出身のプロサッカー選手・長谷部誠さん。日本代表のキャプテンといえば、ご存知の方も多いはず。3歳からサッカーをはじめ、藤枝東高校を卒業後は浦和レッズに入団し、2年目にしてレギュラーに抜擢。
2008年には、ドイツ1部のボルフスブルクへ移籍。あの奥寺康彦氏以来、31年ぶりにブンデスリーガ優勝を経験した日本人となりました。
その長谷部さんが今回の震災を受け、6月12日には故郷となる静岡の藤枝総合公園サッカー場でチャリティイベント『~PASS THE MESSAGE~』を開催。
また、33万分を突破した著書『心を整える』では、ユニセフを通じ印税の全額を東日本大震災支援のために寄付するといいます。
勝利へ導く実践的メンタルコントロール術
で、ちょうど著書『心を整える』(幻冬舎)の新聞広告に、勝利をたぐり寄せるための56の習慣のタイトルが掲載されていましたので、その中のいくつかをご紹介しておきます。
- 意識して心を鎮める時間を作る
- 整理整頓は心の掃除に通じる
- マイナス発言は自分を後退させる
- お酒の力を利用しない
- 好きなものに心を委ねる
- 苦しいことには真っ向から立ち向かう
- 真のプロフェッショナルに触れる
- 注意は後腐れなく
- 偏見を持たず、まず好きになってみる
- 常にフラットな目線を持つ
- 情報管理を怠らない
- 監督の言葉にしない意図・行間を読む
- 常に正々堂々と勝負する
- 努力や我慢はひけらかさない
- 遅刻が努力を無駄にする
- 常に最悪を想定する
- 指揮官の立場を想像する
- 勝負所を見極める
- 他人の失敗を、自分の教訓とする
- 楽な方に流されると、誰かが傷つく
- 変化に対応する
- 迷ったときこそ、難しい道を選ぶ
- 正論を振りかざさない
- 感謝は自分の成長につながる
- 笑顔の連鎖を巻き起こす
この他にも21の習慣があるのですが、どれも「ごもっとも」とうなずけるものばかり。これって仕事にも生活にも通じる習慣だと思いませんか?
これらは、長谷部さんが日本代表キャプテンとして、チームを勝利へ導いた実践的メンタルコントロール術となります。生活のリズム、睡眠、食事、そして、練習。日々の生活から、心に有害なことをしないように、少しでも乱れたら自分で整えるという長谷部さん。う~ん、見習うべきところがいっぱいです。
川端真弓。フリーライター/薬膳アドバイザー。埼玉県所沢市在住。1986年に「無理なく無駄なく簡単エコロジー」を合言葉に、子育て中の主婦でも身近にできる環境問題を考えるサークルを発足。以来、無農薬栽培など風土に根差した生き方を模索中。現在は、写真と詞をコラボした新しい感覚のアート「PHOTOEMほちょう調」を広める活動にも携わっている。WEBサイトはこちら