玉ねぎで糖尿病や動脈硬化を予防
血液サラサラ効果や疲労回復、不眠解消にも
玉ねぎに血液サラサラ効果があることは、きっとご存知の方も多いはず。血液がドロドロだと、血栓ができやすくなりますよね。また、糖尿病などさまざまな生活習慣病にもつながります。
ってことは、玉ねぎを常食することで、こうした病気を未然に防ぐ働きもしているというわけです。とはいえ、睡眠不足や不規則な食生活、運動不足も見直す必要があることは言うまでもありませんよね。
さて、血液サラサラ効果のある玉ねぎですが、その他にはどんな効用・効能があるのでしょうか。
- 疲労回復
- 新陳代謝の促進
- 不眠解消
- 精神安定
- ストレス緩和
- 精力増強
この時期は、何となく体がだるいと感じている方も多いでしょうし、春から夏への切り替わりで疲れが抜けきれないという方もいらっしゃるはず。そんな方にも、玉ねぎはおすすめです。また、玉ねぎ以外には、ニンニクや生姜、長ねぎなどの香味野菜も普段より意識して摂るようにしてみてください。
1日に食べる目安は生の玉ねぎ1/2個
玉ねぎを食べる目安は、生のもので1日に1/2個食べるといいと言われています。玉ねぎに含まれる血液サラサラ成分「硫化アリル」は、加熱によって変質してしまうので生で食べるのがポイント。また水にあまりさらし過ぎないことと切ってから1時間ほど置いておくことでより効果がアップしますよ。
では、シンプルですが生の玉ねぎを使ったレシピを1品ご紹介します。
■玉ねぎのおかかマヨネーズ
【材料】
玉ねぎ・・・1/2個
シソの葉・・・5枚
かつお節・白ゴマ・・・適宜
しょう油・・・大さじ3【作り方】
- 玉ねぎは薄くスライスし、シソの葉は千切りにします。
- ボールにスライスした玉ねぎとかつお節を入れ、しょう油をかけて和えます。
- 器に盛り、シソの葉と白ゴマを添えれば出来上がり!
川端真弓。フリーライター/薬膳アドバイザー。埼玉県所沢市在住。1986年に「無理なく無駄なく簡単エコロジー」を合言葉に、子育て中の主婦でも身近にできる環境問題を考えるサークルを発足。以来、無農薬栽培など風土に根差した生き方を模索中。現在は、写真と詞をコラボした新しい感覚のアート「PHOTOEMほちょう調」を広める活動にも携わっている。WEBサイトはこちら