情報バリアフリーの理解を助ける用語集
障害やバリアフリーについて、何かお手伝いできることはないかを考えたり、提供できるサービスメニューを企画するために、さまざまな書籍を読むことがありますよね。
問題はどこなのか、何が原因なのか。解決すべきなのは何なのか?
それを知るためには、現状の障害を持たれる方の環境や、政府や自治体の取り組んでいる現状を知ることからはじまります。
そんなときに便利なのが、『情報バリアフリーの理解を助ける用語集』です。
■情報バリアフリーの理解を助ける用語集
<障害に関する用語>
http://barrierfree.nict.go.jp/glossary/index.html
例えば、『スイッチ』という用語について、
【22. スイッチ】
スイッチとは、キーボードやマウスの操作が困難な肢体不自由者が、手足で押したり触れたりしてコンピュータ等に信号を送る装置である。1つまたは複数のスイッチを操作することにより、画面に表示されたソフトウェアのボタンを選択したり、選択領域を移動することができる。
身体の動かせる箇所に応じて利用できるよう、スイッチには手足で押すものだけでなく、息を吸ったり吐いたりして動かすもの、まばたきや眼球の動きを検知するものなど様々な形態がある。(「情報バリアフリーの理解を助ける用語集:障害に関する用語」より)
電気のスイッチを入れるモノについての解説ですが、読み進めるうちに、新たな知識が加わります。障害を持たれる方のためには、息を吹きかけたり、眼球を動かすことで、スイッチとなる機器が存在することを伝えています。
同じように、情報バリアフリーのための情報提供サイトには、用語集の他にもさまざまな情報が揃っています。
■情報バリアフリーのための情報提供サイト
http://barrierfree.nict.go.jp/glossary/index.html
こうした情報サイトを活用して、新しいアイデアをリリースしていくこと・・・。
社会が連携して、豊かになっていくための仕組みのひとつですね。
※参考資料:
■情報バリアフリーの理解を助ける用語集
<障害に関する用語>
http://barrierfree.nict.go.jp/glossary/index.html
ライター:野間能子 医療・スポーツ・美容・飲食など、ライフスタイル全般のプランニング、編集・執筆、商品企画などを行う。