『パン工房pukupuku』
パン工房から、い~い香りがしてきます!
そろそろ、今日販売するパンが、焼きあがったのかな?
障害をお持ちの方が仕事を持って活躍する場所をつくるために、役所などと力を合わせ名から、さまざまな取り組みがされています。
市役所の一階のスペースに、毎日、日替わりで登場する、障害をお持ちの方が出店されるお店があります。
あるときは、パンを、あるときは手芸や工芸品を販売されています。
また、区が所有するセンターなどのスペースを有効活用するために、人が多く集まる時などに、クッキーなどの菓子類を販売する店舗が並ぶときも少なくありません。
こうした試みは、市と企業が力を合わせて、サステナブルな取り組みとして、取り組んでいます。
その一例が、「就労継続支援A型事業」です。
就労継続支援A型事業は、障害をお持ちの方が、正規の雇用契約を結んだ事業所で行なわれるもので、普通の会社と何ら変わらない、「雇用型の事業所」です。
そこで働かれる障害をお持ちの方も、賃金体系や労働法規などの厳格な適用が求められます。
社会の一員として、権利を持ち、義務を果たす。しっかりと明日を生きるために、さまざまな制度が設けられています。
そうした制度を活かしながら、障害をお持ちの方の就労をサポートしているのが、「いたるセンター」です。
◆「いたるセンター」
http://www.itarucenter.com/
「いたるセンター」では、障害をお持ちの方が自立できるよう、「雇用型の支援」をおこなっています。
働いている方の中には、特別支援学校(一般的には高校)の卒業生もいらっしゃいます。
障害の有無にかかわらず、どんなことも、最初から上手くできる方はいません。
ただ、障害をお持ちであろうと、なかろうと、パン作りにかける情熱は本物です。
できない事を過疎エルよりも、よりできるようになった事に目を向けて、ゆっくりと、時間をかけて、一人前のパン職人となっていけるように、まわりが一丸となって、サポートしています。
もちろん、サポートする側にとっても、楽しみがたくさんあります。
そのひとつが、障害をお持ちの方が、職人としてのスキルが、ひとつひとつ身についていく姿を実感できる事・・・。
昨日よりも、明日。
明日よりも、明後日。
そして、今よりも、未来・・・。
そうした、前に向かって変化していく姿に、とてもやりがいを感じているといいます。
パンの製造スタッフとして、ともに
「作る喜びを」
「成長する喜び」
こうした喜びを共有しています。
また、パン製造以外にも、「いたるセンター」では、障害者居宅事業所や介護保険事業所などで、さまざまなサポートを行っています。
一時入居はもちろん、定期的にサービス提供責任者が担当ヘルパーに同行し、安心・安全なサービス提供をされています。
リハビリをしながら、良く生きていくために、さまざまなサポートをうまく活用していきたいですね。
※pukupuku(プクプク)では、現在、パンの製造スタッフを募集しているそうです。
内容:パンの製造(仕込み経験者求む)
時間:5時~ シフト制 週5日間程度
※給与、待遇などは 面接時相談いたします。
※製パン経験者に限ります。
※ご希望の方は下記の電話番号へご連絡の上、履歴書ご持参または郵送をお願い致します。
履歴書確認後こちらからご連絡いたします。
<送付先>
「パン工房 & カフェ Puku Puku」
住所:杉並区南荻窪4-1-15 電話:03-6795-5695 担当:池田まで◆「いたるセンター」
http://www.itarucenter.com/
ライター:野間能子 医療・スポーツ・美容・飲食など、ライフスタイル全般のプランニング、編集・執筆、商品企画などを行う。