一年に一度の七夕

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飯野耀子のベター クォリティ オブ ライフ 第95回

 今回は、七夕。

 みなさん、こんにちは。

 早いもので今年も折り返し地点に来ましたね。そして今週末は七夕です。
実はイベントデー好きな私。中でも七夕は子供の頃から毎年晴れるかどうか?とても気になる一日で織姫と彦星のデートが成功してほしい思いでいっぱいになる日でした。

七夕の風景photo credit: Yuki Yaginuma via photo pin cc

情緒がありますね…

 が、七夕って地域のお祭りなど大きなイベントの割りにお雛様はこれ、子供の日はこれといった感じで紐づいている食べ物がないと思いませんか?地方などにいけばあるのかもしれませんが、一般的には和菓子などで天の川や星のモチーフが使われるくらいであまりないなぁ・・・ということで調べてみました。

 そうしたら七夕には素麺を食べるという一説があるのだそうです。

 ただこれは中国の故事に由来するもので、織姫と彦星の恋愛物語とは程遠い、霊鬼神の祟りを静めるために霊鬼神となった子供が生前好きだった「索餅」を備えたという話なのですが・・・ここに出てくる「索餅」が素麺ではないか?ということなのです。昔は麺の事を餅と表していたとのことで、日本の史書にも処々登場していて、「索麺」という表記もあるそうですし、延喜式では作り方も紹介されているそう。延喜式で紹介されている「索餅」の材料には小麦粉の他に米粉も書かれているという説があるそうです。昨今流行の米粉麺と似た感じでしょうか?(ただ当時はまだ麺といってもすいとんのような粉をこねたものをちぎって茹でたものだったようですが・・・)流行は繰り返すというには間が少しあきすぎている気もしますが、食の歴史も調べてみると面白いなと思ったエピソードでした。

 そんな素麺はちょうど今時分の気候に喉越しもよく、ぴったりの食材なので七夕のご馳走のひとつにそんな由来と一緒に登場させるのにいいですね。製造過程で油が使われているせいか、うどんやそばと違って時間がたってもそんなに伸びないので事前調理にも向いていますからホームパーティなどにも使いやすい食材ですし、最近は食育玩具で流し素麺器なども出ていますから家族で流し素麺を楽しむのもよいでしょう。

 また鯛そうめん、そうめんチャンプルー、コングクスといろんな食べ方があるのでただ麺つゆにつける以外の食べ方をするのもいいですね。

 因みに私の最近のお気にいりは(麺つゆ系ではあるのですが、笑)麺つゆをくるみと一緒にミキサーにかけたタレにつけて食べるもの。とうがらしやあと刻んだミョウガなどを混ぜても美味しいですよ。ぜひ試してみてくださいね。

 それでは今年も織姫と彦星が逢えるように願って・・・

飯野耀子 NPO法人日本ハーブ振興協会主席研究員、Beauty Park編集局編集長
元AllAbout食育ガイド。健康管理士、薬膳料理指導員、
食育指導士など多数の資格を保有。FANCL発芽玄米粥の監修も務める。
著書に『キャロットパワーdeビューティ&ダイエット』(講談社)
『夜トマトダイエット』(ぶんか社他、台湾版、中国版、韓国版)
『合格への食卓』(扶桑社)がある。飯野耀子公式サイトはこちら

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