明日の福祉のために!『鹿児島県授産施設協議会』
明日の福祉のために!『鹿児島県授産施設協議会』
ひとつひとつの場所は小さいかもしれないけれど、すべてを合わせると、東京ドーム何個分もの広さになるから・・・。
小さな力を合わせて、大きな力にして、明日の福祉をより良い姿へ変えていく、そんな挑戦をされているのが、『鹿児島県授産施設協議会』です。
鹿児島県にたくさんある授産施設を動きを捕らえ、それぞれの授産施設の利点を伸ばし、多くの買い手がいる場所へ導く。
生産者、販売者、購買者を結ぶ、流通や場所を確保し、恒常的な売上げを見込めるソリューションを創りあげていく活動は、多くの方の毎日の励みになっています。
『鹿児島県授産施設協議会』は、授産事業、および、障害福祉サービス事業の進展を図ると共に、施設相互間の緊密な連絡調整と会員の資質向上に努め、障害をお持ちの方のための福祉に寄与することを目的としています。
こうした活動を、『セルプ』と名付けました。
SELP(セルプ)とは、Self-Help「自助自立」から想起した造語で、Support(支援)、Employment(就 労)、Living(生活)、Participation(社会参加)といった文字の頭文字の組み合わせにもなっています。
障害をお持ちの方々が、自分にあった働き方 で社会に貢献し、自立した生活を自らの手で獲得することを目指しています。
◆『鹿児島県授産施設協議会』
『身体障害者授産施設』や『身体障害者通所授産施設』、『重度身体障害者授産施設』、『身体障害福祉工場』、『知的障害者授産施設』などを始め、多くの施設が参加しています。
そのため製品数や種類も多く、どの製品も丁寧に作られ、目を引くものばかりです。
九州というお国柄も活かした、地方色豊かなアイテムも揃い、購買意欲も意識しながらの品ぞろえは、さすが多くの方々が知恵を絞って生産している心意気や真心を感じます。
例えば、『ひったまげたんは』。
聴いただけでは、何のことか皆目見当がつきませんが、鹿児島県人はもとより九州人なら一度は食べた!かもしれないほど地元ではメジャーなお菓子です。
サクサクの食感で中身はしっとり。
黒砂糖をふんだんに使用した、薩摩スィートの代表格!風味がやみつきになる銘菓をどうぞ。
ちなみに、名前の由来は「驚いた+げたんは」からきています。
その他にも、『がんたれっ』
こちらは、お口にぽいぽい、一口サイズのキュートなキューブ型。
みんなでワイワイ、世代を超えた食べやすさが受けているスナック菓子です。
しっかりと黒糖が味わえるところがポイントで、『鹿児島中央駅構内』の『おみやげ横丁』で購入できるそうです。
食べ物以外では、焼酎を美味しく飲むための『ミニ黒千代香(くろじょか)』
本格焼酎を美味しく飲むための、こだわりの酒器である『黒千代香(くろじょか)』のミニサイズ(大きさは天地:約10cm/幅:約10cm)。
本物と同じ工程で作られた『黒千代香(くろじょか)』は、小さいけれど丁寧な手書きによる絵付けを施した逸品。
地元でも知る人ぞ知る商品です。
(手書き製品のため柄の大きさや位置が実際とは多少異なります)。
◆人気沸騰中!さまざまなアイテムが勢揃い!
美味しいパンやハム、座り心地のいい椅子や、やさしい玩具など、たくさん揃っています。
制作するときに、みんなの気持ちが集まったアイテムは、販売するときも、多くの人の気持ちに響きますね。
※参考資料:
◆『鹿児島県授産施設協議会』
◆人気沸騰中!さまざまなアイテムが勢揃い!
ライター:野間能子 医療・スポーツ・美容・飲食など、ライフスタイル全般のプランニング、編集・執筆、商品企画などを行う。