塩ヨーグルト
飯野耀子のベター クォリティ オブ ライフ 第97回
今回は、塩ヨーグルト。
みなさん、こんにちは。
毎日本当に暑いですねぇ・・・そしてオリンピック観戦、楽しんでますか?私は開会式からこちら、結構見てるかも?でも根性がないのでライブ中継は見逃し率が高いです(笑)
そんな気分も気温も暑い毎日、熱中症で倒れられる方のニュースもありますし、ニュースがなくても自分も熱中症になるかも?と思う暑さですよね。
そこで今話題の塩ヨーグルト活用で夏の熱中症対策になるドリンクをご紹介します。それはトルコドリンクとして有名なアイラン。
ヨーグルト大国トルコでは昔からヨーグルトをお水で割って塩で味付けをしたアイランという飲み物がポピュラーなんです。暑い国ですからね!日本以上に昔から暑さ対策の知恵として飲まれているのでしょう。昨今は日本でもソルティードリンクや塩飴など塩商品は随分と登場していますがいづれも甘味+塩の組み合わせなので甘いものが苦手な人にはいまいち><でもアイランなら甘味はないのでそういった方にもいいですし、ついでに腸内環境もよくなるというおまけつきなので一石二鳥です!
一般的に紹介されているレシピは
ヨーグルトと水 同割(氷を入れる場合は少し水を少なめに)
塩 ヨーグルト+水の1%前後
といったもの。
例えば
ヨーグルト 200cc
水 200cc
塩 5~6g
というわけです。ただ塩というのもしょっぱさは千差万別なのでそれぞれがお使いの塩と相談で量は調整された方がよいかと思われます。アイランを飲んだ際に
“しょっぱー><”
となったらその場合は5gきっちりでもいれすぎ!ほのかなしょっぱさがいい感じ♪といった割合がよいので最初は3gくらいで試してみて、しょっぱ味が足りなかったら足してみるというのがよいかもしれません。(因みに飯野はゲランドの粗いタイプの塩を使っているので5gくらいでちょうどいい感じです)
さて一般的にはこのアイラン、ヨーグルト、水、塩の3点セットで出来てしまいますがトルコのお友達に教わった+αのあるアイランも今日はご紹介しますね。それはほんのちょっとだけこれににんにくを加えるんです。例えば1リットルくらいのアイランだったらそこにスライスのにんにくを1枚といった感じで本当にちょっとしたエスプリです。上のレシピであればチューブのにんにくを小指の爪の先の半分ほどといった感じでしょうか?
これを加えるだけで物凄くパンチの効いたアイランになります。
また水を加えず、ヨーグルト200gに塩3g~(お好みで)と粗びきコショウとにんにくを混ぜ、コーヒーフィルターで水を切ったものときゅうり1~2本をキューブカットにしたものを和えたサラダもいいですよ。きゅうりは非常に利尿効果の高い食材なのでむくみ対策にも夏のほてった体を冷やしてくれるのにも効果がありますし、これ、カレーに物凄くあうんです。にんにくが苦手な方は塩と粗びきコショウを混ぜるだけでもいいですよ。
アイランもきゅうりサラダも本当に簡単なのでぜひやってみてください!
NPO法人日本ハーブ振興協会主席研究員、Beauty Park編集局編集長
元AllAbout食育ガイド。健康管理士、薬膳料理指導員、
食育指導士など多数の資格を保有。FANCL発芽玄米粥の監修も務める。
著書に『キャロットパワーdeビューティ&ダイエット』(講談社)、
『夜トマトダイエット』(ぶんか社他、台湾版、中国版、韓国版)、
『合格への食卓』(扶桑社)がある。飯野耀子公式サイトはこちら