聴覚に障害をお持ちの方が英語を学ぶ方法
『聴覚に障害をお持ちの方が英語を学ぶ方法』
最近では、小学生の授業に英語があるところも増えてきたようですね。
それほど、英語が、さまざまなシーンで重要であることの現れですが、中学生の頃から授業で英語を学び、テストを繰り返し、大学受験でも英語があり・・・・と、学生時代に、これほど英語に触れていながら、ペラペラにならないのは、どうしてなんでしょう?
ペラペラの方もいらっしゃるのですから、本人の努力が足りないといえば、何も言えません。
しかし、もう少し、違う方法で英語を、いや、英会話をマスターできる仕組みが世の中にあれば、もっと違った形で、社会が、毎日が、ビジネスがまわっていくのではないかと思います。
初中級者のためのTOEICや英会話を教えていらっしゃるのが、『ILSランゲージスクール』です。
『ILSランゲージスクール』では、自由な雰囲気のスクールで、落ち着いた雰囲気で英語を学ぶことができます。
TOEICのため、旅行のため、勉学のため、仕事のためなど、英語習得には、いろいろな目的があります。
それらひとつひとつに丁寧に対応し、自分の目的に合わせて、英語を学ぶことができ、生徒の方々にとても人気の英会話スクールです。
『ILSランゲージスクール』のは、聴覚に障害をお持ちの方も通われています。
今までに、4名の聴覚に障害をお持ちの方が、英語を学び、それぞれ英会話、基礎英語、留学準備、英検、TOEIC(R)受験、海外旅行など、違った目的で勉強されました。
手話を使い、英語を教えるのではありません。
聴覚に障害をお持ちの方は、読唇(rip reading)ができるので、普通の方と同じレッスンをされます。
「聴覚障害者の方のTOEIC(R)受験」は、事前に、TOEIC運営委員会に連絡をしておくと、試験当日にサポートを受けることができます。
少しでも聴覚に障害をお持ちの方には、スピーカーの近くに席を準備してくれますし、別室で、イヤホンやヘッドホンを使用しての受験もできます。
全く音声を認識できない方は、リーディングパートのみの受験になります。
その場合は、そのほかの方々と共に、一緒に最初からスタートするときや、試験の途中で待ち合わせをして、リーディングセクションから始めるなど、さまざまな方法があります。
<申し込む際の手続き>
<1>TOEIC運営委員会に連絡し、「聴覚に障害を持っていますが、TOEICの受験を希望します」という旨を伝え、もしくはFAXで送付する。
<2>受験の申込を行う。
(一般の方と同じ方法です)
<3>聴覚に障害を持っている証明書を、委員会に送付する
やりたいことや目的のために英語が必要だとしたら、TOEICは、いつでも、門戸を開けています。
もう一度、英語に挑戦したいと思われている方の背中を、そっと押してくれますね。
※参考資料:
『ILSランゲージスクール』
http://www.ito-ls.com/
ライター:野間能子 医療・スポーツ・美容・飲食など、ライフスタイル全般のプランニング、編集・執筆、商品企画などを行う。