財団法人ハーモニィセンター
笑顔がいっぱい!『財団法人ハーモニィセンター』
毎日、デスクワークをしていると、なんだか息苦しくなって、広い公園や、風の吹きわたる山や、輝く海へ行ってみたくなりませんか。
大人だってそういうことが多分にあるのですから、子どもたちも、言葉にできなかったり、敢えて意識することはなくても、何かの窮屈さを感じているのかもしれません。
自然の中に身体を置くこと・・・、目には見えない大切なものを、たくさん感じるとても貴重な体験です。
自然体験を通じて、青少年が健全に成長することを目的として、設立されたのが、文部科学省所轄の『財団法人ハーモニィセンター』です。
『財団法人ハーモニィセンター』は、創立50周年を迎えた青少年教育団体です。
1961年、子ども会活動、養護施設訪問を行うボランティアグループとして誕生して以来、あらゆる人々の活動の場を広げ、たくさんの笑顔と出会っています。
日本中をとりまく「物」があふれた日々の中、子どもたちが、人間らしい人間に育つために、ますます、幼少期の自然体験の豊かさが求められる時代になっていると考えます。
『財団法人ハーモニィセンター』では、夏休み、冬休み、春休みなどの長期休暇、週末や連休を利用した
「ポニーキャンプ(乗馬キャンプ)」
「野外キャンプ」
「スキーキャンプ」
「スケートキャンプ」などの自然体験活動
を通して、自然や動物とふれあい、心身ともに健康な、子どもたちを育てるための活動を推進しています。
子どもキャンプに加えて、
「障害児者乗馬(ホースセラピー)」
「モンゴル大草原乗馬」
「日本ドイツ青少年相互交流」
「9ヶ所の子ども動物広場運営(東京・神奈川)」
それらを支える「青年ボランティアの育成」
などにも取り組んでいます。
「長期休みには自然体験を!」
「子どもらしい子ども時代」
「家族でキャンプに参加してみたい」
「若者らしい生き方」
「海外の人たちとの交流体験」・・・
人生の大切な時間を、豊かに、深く過ごされたい方とともに、さまざまなイベントに取り組んでいます。
『財団法人ハーモニィセンター』では、障害をお持ちのお子さまに、『ポニーキャンプ・日帰り企画』を行っています。
自分の背丈ほどもあるポニーの背に飛び乗り、初めて曲がり、止まり、走れた時の喜び、誇らしさは、おそらく誰もが予想以上のものでしょう。
子どもたちがポニーにはまっていくのは、「自分でできた」という喜びを、素直に、自信や意欲に変えていけるからだといいます。
同じ気持ちを感じた子同士はすぐに仲良くなります。
そして互いに最後まで励まし合ったり、協力してポニーを可愛がる「友だち」に、ごく自然になっていくのです。
「一人でできた」という喜び―これが全て伸びる力の素になるのです。
子どもたちが楽しみにしているのはポニーだけではありません。
夏の川遊び、ハイキング、秋の焼きイモ、冬の雪合戦・そり遊びなど・・・。
四季を感じる、自然たっぷりのプログラムが、たくさん揃っています。
直接、自分の肌に触れる自然は、子どもたちの五感を開放し、刺激し、情緒豊かな成長に必ず役立ってくれることでしょう。
四季を通じたポニーキャンプ・・・、
大人の私たちこそ、必要なのかもしれませんね。
※参考資料:
『財団法人ハーモニィセンター』
TEL:03-3469-7691
ライター:野間能子 医療・スポーツ・美容・飲食など、ライフスタイル全般のプランニング、編集・執筆、商品企画などを行う。