参加も観戦も楽しみ!「スポーツ祭東京2013」
参加も観戦も楽しみ!「スポーツ祭東京2013」
健康を維持するためには、バランスのよい食事と適度な運動を継続するのがベースとなっています。
誰もが、いつまでも健康で幸せな人生を送るために、日本では、国単体はもちろん、都道府県単位で、食に関する提案を行ったり、さまざまなスポーツイベントの企画をしています。
世界的にはオリンピックがスポーツの祭典として4年に一度、世界中の人々に感動と興奮を与えているように、日本でも同じように国全体でスポーツ大会を開催しています。
2013年は、「第68回国民体育大会」や「第13回全国障害者スポーツ大会」が開催されます。
現在、開会式やさまざまなスポーツ観戦への申し込みは、事前に行われていますので、興味のある方は、 「第68回国民体育大会」や「第13回全国障害者スポーツ大会」のWEBサイトを参考にされてください。
また、「スポーツ祭東京2013」では、デモンストレーションとして、開催都道府県にお住まいの皆さんが参加できるスポーツ行事があります。
デモンストレーションのスポーツ行事として、57種目を実施していて、障害をお持ちの方が取り組める競技もいろいろと揃っています。
<視覚障害者クライミング>
競技開始前に課題を解説する録音素材を繰り返し放送し、ルートを確認します。
競技中はナビゲーター(解説者)が、ホールドの位置などを選手に情報提供をし、協力してクライミング競技を行います。
<障害者ゴルフ>
ルールは一般のゴルフと同じですが、上肢、下肢、片麻痺、聴覚、全盲、弱視、内部の7つの障害部門ごとにプレーを行います。
手助けを受けず(視覚に障害をお持ちの方は別ルールです)、ルール、マナーを守りゴルフを楽しむこと目的にプレーをします。
<バウンドテニス>
バウンドテニスの“バウンド”とは英語のバウンダリー(限られたスペース)が語源となっています。
持ち運びのできる幅の狭い(3m×10m)人工芝のカーペットコートでプレーをし、場所を選ばないのが大きな特徴です。
小さいゴムボールを使用しラケットはクリップが短く、初心者でも楽しくプレーすることができます。
<ブラインドサッカー>
フットサルを基にルールが設定されたユニバーサルスポーツです。
キーパー以外のフィールドプレーヤーはアイマスクをつけ、キーパー及びコーラーからの声による指示とボールの音を頼りにボールをゴールに入れます。
音声を頼りに味方の位置やゲーム展開を判断するため、特にチームワークが強く求められます。
<ユニバーサル駅伝>
小学生、視覚に障害をお持ちの方、車いすをご使用の方、ご高齢の方、フリー(資格制限なし)の5人がひとり約1kmを走り(歩き)たすきをつなぎます。
健常者のサポーターと共に完走を目指しますが、タイムを競うものではなく自分たちで設定した目標タイムに最も近いチームから順位をつけます。
チーム編成は主催者で決定するため、その日初めて出会った5人の選手と5人のサポーターが1つのチームとなってゴールを目指します。
<ユニバーサルホッケー>
ユニバーサルホッケーとは、Universal(誰でも、どこでも)とHockeyを組み合わせた造語(略:ユニホッケー)で、「いつでも、どこでも、誰にでもできる」スポーツとして名付けられたニュースポーツです。
6名ずつの2チームがプラスチック製のスティックで1個のボールを取り合い、相手方のゴールに数多くのボールを入れた方が勝ちとなります。
接触プレーは禁じられているので、障害をお持ちの方をはじめ、子どもから大人まで楽しむことのできるスポーツです。
他にも、初めて名前を聴くようなスポーツもたくさんあります。
スポーツは、障害をお持ちの方も、健常者も、同じように感動を分かち合い、絆を深め合うことができる素晴らしい取り組みです。
一般の方も気軽に参加できるスポーツ競技を通じて、国民みんなが、いつまでもしあわせに、健康な人生を過ごしていきたいですね。
※参考資料:
「スポーツ祭東京2013」
http://www.sports-sai-tokyo2013.jp/index.html
ライター:野間能子 ノーマ・プランニング。医療・スポーツ・美容・飲食など、ライフスタイル全般のプランニング、編集・執筆、商品企画などを行う。