アートの力!『新潟県 障害者社会参加推進センター』
アートの力!『新潟県 障害者社会参加推進センター』
芸術の秋がやってきました!
酷暑だった夏を乗り越えて、本当に過ごしやすい季節が到来しましたね。
落ち着いて本を読んだり、木々の間を歩いたり、ちょっと心を休めて、おだやかに過ごしたくなる気分です。
四季のある日本では、秋は芸術の秋、文化の秋でもあり、さまざまな場所で文化的なイベントがたくさん開催されています。
『新潟県 障害者社会参加推進センター』では、障害の有無にかかわらず、誰もが家庭や地域で明るく暮らせる社会づくりに向けて、障害をお持ちの方自らによる諸種の社会参加促進施策を実施し、地域における自立生活と社会参加を推進することを目的として活動しています。
『新潟県 障害者社会参加推進センター』は、社会福祉法人 新潟県身体障害者団体連合会に設置して実施されており、『社会参加推進センター』の運営は、新潟県が社会福祉法人新潟県身体障害者団体連合会に委託されています。
『社会参加推進センター』は、下記事業内容で運営されています。
・「障害者自立支援・社会参加総合推進事業」等の社会参加推進事業の受託実施
・社会参加推進事業の受託実施に必要な情報の収集、分析、提供
・社会参加推進事業の受託実施に関する評価・調査研究
・市町村障害者社会参加促進事業に対する協力
・障害者社会参加促進関係団体に対する指導・補助
・その他、障害者の社会参加推進のために必要なこと
また、『社会参加推進センター』の中には、社会参加推進協議会を設置し、社会参加推進センターの業務に関する企画、立案を行っています。
推進協議会の構成は、身体障害者関係団体代表者、知的障害者関係団体代表者、及び精神障害者関係団体代表者、県障害福祉課代表者、県健康対策課代表者等とし、各障害者団体の要望が適切に反映されるよう運営されています。
推進協議会は、障害種別の専門性に対応するため、身体障害者部会、知的障害者部会、及び精神障害者部会も設け、さまざまな活動に取り組んでいます。
『新潟県 障害者社会参加推進センター』では、新潟県障害者芸術文化祭も開催しています。
新潟県からの委託を受け、障害をお持ちの方の芸術文化活動の振興を通じて、障害のある人の自立と社会参加を促進し生活を豊かにすることを目的に開催しています。
毎年、多くの応募作品を集め、長期間に渡って掲載し、多くの方がアート性の高さと種類の豊富さに感動し、圧倒されています。
出品者と観覧者をつなぐために、企画やイベントにも趣向が凝らされ、それらを楽しみにしている方々がたくさんいらっしゃいます。
『新潟県 障害者社会参加推進センター』は、アート推進の他にも、『障害者100番』を設け、障害をお持ちの方の人権や財産権等を擁護するために、障害者自身、又は家族等の相談に対し、常設の相談窓口で助言を行うほか、相談の内容に応じて弁護士等による専門相談を行っています。
相談は無料で、秘密は固く守られます。
同じく、障害者相談員に対して、その相談活動に必要な知識や情報についての研修を行うことで、地域における相談指導活動の充実を図り、障害者の人権、財産権等の権利擁護に関すること、相談援助技術に関すること、障害者施策や福祉制度に関すること、その他相談活動に必要な活動を深めています。
『新潟県 障害者社会参加推進センター』の活動に、これからも注目したいですね。
※参考資料:
『新潟県 障害者社会参加推進センター』
http://suishin.n-fureaiplaza.com/
ライター:野間能子 ノーマ・プランニング。医療・スポーツ・美容・飲食など、ライフスタイル全般のプランニング、編集・執筆、商品企画などを行う。