毎日を前向きに!『岐阜アソシア』

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毎日を前向きに!『岐阜アソシア』

 視覚に障害をお持ちの方が、日常生活を営む上で、情報の取得と移動(歩行)の二つに大きな不自由があると言われています。

 「視覚障害者生活情報センターぎふ」は、社会福祉法人『岐阜アソシア』が経営する、民間の福祉施設で、主に在宅の視覚障害者・児の方々を対象とした幅広い事業を展開しています。

 社会福祉法人『岐阜アソシア』の主な事業は、情報提供部門として、点字図書の製作と貸し出し、録音図書の製作と貸し出し、拡大写本サービス、触図の製作、ボランティアの養成、全国視覚障害者情報提供施設ネットワークへの参加、点字印刷・出版、関係機関・団体との連携などを行っています。

 また、生活相談部門では、生活相談、視覚障害者の結婚に関する意識調査の報告、「視覚障害者外出サポート事業」の充実、同行援護・移動支援サービス、同行援護・移動支援従業者派遣事業、日常生活用具の収集・展示・斡旋、施設機能強化事業(体験ツアー)の実施、各種クラブ活動の推進、交流会の開催、視覚障害者福祉協会等の行事や活動への協力、視覚障害者福祉の啓発活動、施設案内ボランティアの養成等に取り組んでいます。

 技術指導部門では、生活訓練(歩行・日常生活動作等)、パソコン指導、中途視覚障害者点字学習指導等に関して、様々な指導を行っています。

Photo by Sociedad Biblica Chilena

 社会福祉法人『岐阜アソシア』では、こうしたサポートの他に、各種クラブ活動も活発に行い、多くの方が参加されています。

 クラブ活動には、アソシア・コーラスクラブ、サウンドテーブルテニスクラブ、お茶クラブ、料理クラブ、編み物クラブ、パソコンクラブ、カラオケクラブ、ダンスクラブなどがあり、視覚障害をお持ちの方々が、先生を囲みながら、楽しんで参加されています。

それ以外にも、センター交流会が、『岐阜アソシア』と利用者、ボランティアが、講演や音楽、落語等を通して岐阜の文化を知り、教養を高めることを目的に毎年開催されています。

 こうした懇談会を通じて、『岐阜アソシア』に対しての要望をお聞きし、その要望等は次年度の事業計画に反映させています。

 例えば、2012年のセンター交流会では、講演会テーマ「視覚障害者への情報提供における点字図書館・公共図書館のそれぞれの役割について 著作権法改正や障害者の権利条約から見えてきたこと」について、講師に佐藤聖一氏(埼玉県立久喜図書館司書、日本図書館協会障害者サービス委員長)をお迎えし、講演を行いました。

 『岐阜アソシア』では、下記のようなさまざまな刊行物も発行、またどなたでも読めるように設置しています。

・岐阜県広報誌(点字版{標準点字版とLサイズ点字版があります}・録音版90分)月刊、月二回の隔週

(岐阜県に在住在勤の視覚障害者・児の方に向けて)

・テープ雑誌「心」(録音版90分2巻)月刊 声の投稿誌

(全国の視覚障害者・児の方に向けて)

・サウンドパーク「心」(デイジー版180分)月刊 テープ雑誌「心」と同内容

(全国の視覚障害者・児の方に向けて)

・点字「心」(点字版)季刊 点字の投稿誌

(全国の視覚障害者・児の方に向けて)

・声の婦人公論(録音版90分2巻)月刊 婦人公論抜粋版

(全国の視覚障害者・児の方に向けて)

・月刊情報誌「ぷらざ」(録音版90分1巻)月刊 岐阜市近郊の情報誌

(全国の視覚障害者・児の方に向けて)

・聖公会聖歌集(点字版)

・中学生の漢字字典(点字版)

 多くのボランティアの協力により、点字・録音テープによる図書や各種生活情報を、全国に提供するとともに、地域の視覚障害者のニーズに応じて各種相談やリハビリテーションを行い、さらに一般市民への啓発などにより、「視覚障害者とともに生きる社会」を目指して事業を進め、視覚障害者福祉の拠点としての役割を果たしています。

 視覚障害をお持ちの方の暮らしを豊かにするために、また、仕事や生活のための訓練をするために、『岐阜アソシア』は、常に新しい試みに取り組み、希望の種を広く飛ばしています。

※参考資料:
『岐阜アソシア』
http://www.gifu-associa.com/

ライター:野間能子 ノーマ・プランニング。医療・スポーツ・美容・飲食など、ライフスタイル全般のプランニング、編集・執筆、商品企画などを行う。

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