子供たちの笑顔をつくる!『点字つき絵本の出版と普及を考える会』

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子供たちの笑顔をつくる!『点字つき絵本の出版と普及を考える会』

 『点字つき絵本の出版と普及を考える会』は、目の見えない人と見える人が一緒に絵本を楽しめるようになることを目指して、2002年から、年2回のペースで自主的な集まりをしている団体です。

 出版社、印刷会社、点訳ボランティア、作家、画家、研究者などの方々で構成されています。

『点字つき絵本の出版と普及を考える会』(2011年5月の会参加者(法人))

<出版社>
偕成社、こぐま社、小学館、福音館書店、白泉社、PHP研究所、あかね書房、大日本絵画、ユニバーサルデザイン絵本センター、講談社

<印刷関係>
共同印刷、田中産業

<その他>
てんやく絵本ふれあい文庫、日本国際児童図書評議会、ジュンク堂書店、教文館ナルニア国、京都大学

 それぞれが経験してきた情報を交換することで、少しでも良い形で点字つきの出版物が増えていくようにと願いながら、集合し、よりよい点字つき絵本を作り続けています。

 思うように簡単には、望むような出版物が増えてはいきません。

 しかしながら、よりたくさんの人に、このような本のことを知って理解を深めていただこうと、2006年に初めて、現存する(した)点字つき絵本、さわる絵本をリスト化しました。

 今では、その改訂も3版になっています。

Photo by mrsdkrebs

 『点字つき絵本 さわる絵本 リスト』には、見える人も見えない人も、一緒に絵本を楽しみたい!・・・そんな願いをこめて、点字つき絵本や、触って楽しめる要素のある絵本を各出版社のご協力を得て集めています。

 中でも、ユニバーサルデザインセンターの絵本は、絵は輪郭線が、すべて隆起印刷されています。

 つるつるやざらざらの感触のものや、ふわふわの布が貼ってあるものもあり、一枚の紙の折り畳み製本で、裏面には隆起ではありませんが、点字一覧表付いていて、幼児から小学初級のお子さまも楽しむことができます。

 『あなあきしかけえほん』は、ページの穴からプラスチックでできた生き物がのぞく、とてもワクワクする絵本です。

 ページをめくるたびに、いっぴきずつ消えていくしかけや、最後のページには、いなくなってしまったみんなが大集合するとびだししかけもあり、大人も子どもも、とても楽しい気持ちにしてくれます。

 『さわってあそべるふわふわえほん』(キャサリン・アリソン 文 ピアーズ・ハーパー 絵 来栖カイ 訳)は、しろくまの子ども「ちびくま」、野原に暮らす「ちびひつじ」など、主人公になる動物と、主な登場動物の絵の部分に細かい繊維を吹きつけるフロッキング加工が施されていて、指で触って楽しめる絵本です。

 イラストに添ってかなり精密に吹きつけられているので、ディテールまで楽しめます。

 ふわふわしているのを触っているだけで、癒されそうですね。

 『点字つき絵本の出版と普及を考える会』による、さわる絵本を、是非さわって、いつもは気づいていない感覚を知ったり、ともに生きる社会の一員として感覚を共有してみてはいかがでしょうか。

※参考資料:
『点字つき絵本の出版と普及を考える会』
http://homepage1.nifty.com/fbunko/tenjiehon/index.htm
〒550-0002大阪市西区江戸堀1-25-35 近商ビル2階
特定非営利活動法人 てんやく絵本ふれあい文庫
代表 岩田美津子 TEL/FAX.06-6444-0133

ライター:野間能子 ノーマ・プランニング。医療・スポーツ・美容・飲食など、ライフスタイル全般のプランニング、編集・執筆、商品企画などを行う。

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