マスターしよう!『ビジネスマナー:服装編』
マスターしよう!『ビジネスマナー:服装編』
ビジネスシーンでは、仕事の内容の精度を高めることはもちろんですが、社会人の基礎的なマナーとして身だしなみを整えることはとても重要です。
人の第一印象は、視覚・聴覚・話の内容から判断されています。
プライベートとは異なり、TPOに合わせた身だしなみを心がけることが重要で、かつ、ビジネスパーソンとして、相手から好感を持たれる身だしなみを心がけることであることも心得ておきましょう。
ビジネスシーンでの身だしなみの基本は、「清潔」・「上品」・「控えめ」・「機能的」の4つがポイントです。
まずは、「清潔」であることです。
相手に対して、清潔な印象を与えましょう。
また、流行のものやブランド物ばかり追いかけて着飾っていても、品があるとはいえません。
品格とは、これまでに積み上げてきた人格や教養が内面からにじみ出てくるものです。
「上品」で気品のある身だしなみができているかチェックしましょう。
特別な職種・職場以外では、派手な装いでなく「控えめ」な方が好ましく、人から好感をもたれるものです。
しかし、地味であるとか、手をかけないということではありません。
最後に、体の線を強調するデザインの服装や、動きにくい服装は機能的とはいえません。
仕事の種類にもよりますが、自分に与えられた仕事の役割を把握し、内容に応じた「機能的」な服装を選択しましょう。
特に、ビジネスシーンにおいて、好感をもたれるコーディネートをする場合、自分の好みや似合うかどうかよりも、人にどのような印象を与えるか、といったことを優先させることが重要です。
例えば、急な来客や外出先で大切なお客さまとお会いすることも想定し、服装にはいつも気を配っておきましょう。
イメージアップをさせるコーディネートは、頭の先からつま先まで、トータルコーディネートすることが望まれます。
ワイシャツの色は、相手に不快な印象を与えないものを選択していますか?
ビジネススーツは、シワやシミのないものを着用していますか?
時計やアクセサリーなど、仕事にふさわしいものを選んでいますか?
香水やコロンなど、香りがするものをつけていますか?
爪は、清潔に手入れしていますか?
靴は黒、茶、紺などの色を選び、ヒールの高さは適切ですか?
身だしなみについては、さまざまな書籍やホームページでアドバイスをしています。
参考にしながら、ビジネスにふさわしい身だしなみを心掛けたいですね。
※参考資料:
『ビジネスマナー:服装編』
http://student.mynavi.jp/freshers/manner/kentei/
ライター:野間能子 ノーマ・プランニング。医療・スポーツ・美容・飲食など、ライフスタイル全般のプランニング、編集・執筆、商品企画などを行う。