効率よく進めるために!『集中力をつけるコツ』
効率よく進めるために!『集中力をつけるコツ』
社会人になれば、仕事や勉強をできるだけ効率よく行うことが求められます。どうやって進めれば効率よく進められるかを考え、スケジュールに沿って進行します。ですが、同じ時間をかけていても、仕事や資格試験の勉強がスムーズに進むときもあれば、なかなか頭に入ってこないときもあるのではないでしょうか。
環境の変化や準備段階の過不足など、さまざまな要因が挙げられますが、その中のひとつに『集中力』があげられます。何かを達成したいと取り組むときに、物事の成否は行動時の集中力に大きく左右されるといっても過言ではありません。
多くの人は、自分の集中力が一定ではないことに戸惑います。あるときはものすごく良いパフォーマンスができるのに、あるときは自分があまり集中できないことに気づいて、落ち込むことも少なくありません。時と場合で集中力に違いがあるのは、何が原因なのでしょうか。
集中力がいったいどこからやってくるのかを理解しながら、土壇場で集中力を発揮する方法や、集中力を鍛えるトレーニング方法を学びましょう。集中力を身に付けることで、普段の仕事はもちろん、スポーツ、受験、面接においても数々の利点をもたらしてくれることが期待できます。
『メンタルが不安定だと、集中力は低下する』
人は常に無意識の想念に襲われています。怒りや悲しみ、不安、または喜びや楽しみといったポジティブなものでさえ、集中力を乱してしまいがちです。
このメンタル面での問題を解決するのに最も効果的なのが、瞑想です。瞑想は、自分で深い腹式呼吸を意識する点で、酸素を取り込んで自律神経のコントロールを取り戻せます。それだけではなく、余計な無意識の想念を排除し、いま現在取り組むことだけをはっきりとクリアにして無意識に刻み付けられます。
『1つのことに集中し、マルチタスクは避けましょう』
次にやることを考えながら仕事に取り組んだり、明日の食事のことを考えながら仕事をするのをやめましょう。身体が動こうとしているときに、脳の無意識が別のモノゴトに占拠されてしまい、自分が何をしようとしているかイメージするのに邪魔になります。
イメージこそが正確な行動の基礎です。取り組むべきことはひとつにしましょう。
『環境を整える』
集中力を高めるためには、身の回りを整理することも効果的です。気を散らしてしまうものがそばにあると、集中力をそぐ原因となります。
安定した環境は脳内物質のセロトニンを生み出し、この成分が集中力の基となります。また、子供や動物などのかわいいものを見ることで、集中力が高まるという研究もされています。
一流のアスリートは練習場に携帯電話や雑誌などは持ち込まないことが多くあります。それが、自分の集中力を高める努力だと知っているからです。やるべきことをなす直前には、あなたの周囲の環境は整然としているように、余計なものはないようにしましょう。
その他、『体調管理を優先する』や『睡眠を適切に取る』など、集中力を高めるには多くのコツがありります。さまざまなコツを身に付け、効率よく仕事や勉強を進められる環境づくりに役立ててみてはいかがでしょうか。
※参考資料:
『集中力を高めるトレーニング法』
http://nolovenoteam.com/concentration-method-3152.html
ライター:野間能子 ノーマ・プランニング。医療・スポーツ・美容・飲食など、ライフスタイル全般のプランニング、編集・執筆、商品企画などを行う。