美しさに感動しよう!『アクセサリーミュージアム』

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美しさに感動しよう!『アクセサリーミュージアム』

 

 「毎日着る服は持っているけれど、もっと新しい、素敵な服はないかしら・・・」。本屋にいってファッション雑誌コーナーを見ると、そうした想いで真剣に女性誌を手に取っている女性たちの姿を多く見ることができます。街を歩いていると、宝飾店のウインドウに美しく飾られたアクセサリーの姿に、立ち止まって見とれている方がいます。

 

Photo by InterGem Jewelry

Photo by InterGem Jewelry


私たちは昔から、ただ衣服を身に付けるという行為以外に、着飾るという行為をしています。『アクセサリーミュージアム』では、芸術・文化・民族・哲学の視点から、そして、今流行しているトレンドまでを網羅し、アクセサリーの魅力を提案しています。どうして人は着飾るのか、社会の変化、時代の流れの中でアクセサリーがどのように変化してきたのかを、流れの中で見ることができる貴重な展示を行っています。

 

 一瞬たりとも立ち止まることのないファッショントレンドはいつの時代も世相を映し、人々の「希望」の姿でもありました。アクセサリーはそうしたファッションの傍らで、人々を飾り、引き立て、時にはファッションを凌駕する存在感を主張してきました。非常に流動性の高いファッショントレンドの中でも、特にアクセサリーは、ことさら潔くトレンドの場を立ち去り、その動きの中で、多くの技法や繊細な手仕事、素材などを失ってしまう結果となっています。『アクセサリーミュージアム』では、1960年代から日本のコスチュームジュエリーに携わり、現在に至るまでその変遷を肌で感じてきた館長、スタッフの方々が、折にふれてコレクションされていた貴重な『コスチュームジュエリー(ファッションジュエリー)』が展示されています。そこには、既に伝説化している遺産とも言うべき職人達の高い美意識と知恵や工夫が結晶化している素晴らしい技巧の数々が美しくきらめき、丁寧に、やさしく展覧されています。

 

 『アクセサリーミュージアム』では、私的にコレクションされた1850~2000年代に至る近代ファッション150年余のコスチュームジュエリーを文化・風俗といった時代考証を加えて展示されています。同時に、アクセサリーの変遷を中心に、ファッション・帽子などのファッション小物を用いた当時のアイコン的コーディネートだけでなく、時代をあらわす絵画・家具などのアート作品と共に展示し、その時代の「空気」も体験できる作りになっています。『アクセサリーミュージアム』では、これからの『日本のものづくり』のため、消えゆく技術の保全と若手育成に努めています。

 

 職人の方々が丹精込めた技巧の数々を拝見することで、それをご覧になったり、身に付けたりされた方々の喚起や溜息、興奮も感じ取れるかもしれません。本物の良きものに触れる貴重な機会を体験されてみてはいかがでしょうか。

 

※参考資料:
『アクセサリーミュージアム』
http://acce-museum.main.jp

ライター:野間能子 ノーマ・プランニング。医療・スポーツ・美容・飲食など、ライフスタイル全般のプランニング、編集・執筆、商品企画などを行う。

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