挑戦してみよう!『手話技能検定』

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挑戦してみよう!『手話技能検定』

 

 障害をお持ちの方や、障害をお持ちの方をサポートする仕事に取り組んでいる方は、手話を日常生活の中で使っている方が多数いらっしゃいます。いろいろな手話をおぼえて生活や仕事で使うことで、より多くの方と豊かな時間が過ごせるようになることは、とても素晴らしいことです。たくさんの手話を使いこなせるようになることで、感情を細やかに表現することができ、自分の気持ちをより深く伝えることになったり、また、そうした手話を多くの方に伝えたり、教えたりすることで、障害をお持ちの方々のコミュニティを活性するサポートにつなげることも可能です。

 

Photo by Elvert Barnes

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 手話の技術を磨くために、また、自分の手話技術がどれくらいかを客観的に知るために、『手話技能検定』を活用されてみてはいかがでしょうか。『手話技能検定』とは、手話を習っている人達、手話を使ってお仕事されている人達などに向けた、手話技能を検定するための全国共通基準となる試験のことをいいます。また、これから手話を勉強しようという方にとっても、手話技術を向上していくための指針としても活用されています。

 

 『手話技能検定』は、『手話通訳試験』ではなく、あくまでも手話の言語としての技能力を検定するための試験です。そのため、試験内容としても、手話通訳としての技能を検定するわけではなく、手話を学習した人が自分の手話能力がどれくらい高まったのかを知るための試験として用いられています。

 

 『手話技能検定』は1~7級まであり、レベルは9つに分かれています。1級や2級になると実技試験がありますが、それまでは筆記試験です。自分がどれくらい手話を理解できているかの確認ができることはもちろん、試験問題を解いていくことで新しい手話技術を身に付けることができます。

 

<1級>

相手に合わせて、ろう者的手話(日本手話)、難聴者手話(日本語対応手話)のどちらも自由に表現・読み取りができる『実技』。(約3年(240時間)以上の学習時間)

 

<準1級>

相手に合わせて、ろう者的手話(日本手話)、難聴者手話(日本語対応手話)のどちらも自由に表現・読み取りができる『筆記』。(約3年(240時間)以上の学習時間)

 

<2級>

ろう者的手話(日本手話)、難聴者手話(日本語対応手話)のどちらかを使用して、聴覚に障害のある人と自由に会話ができる『実技』。(約3年(240時間)以上の学習時間)

 

<準2級>

ろう者的手話(日本手話)、難聴者手話(日本語対応手話)のどちらかを使用して、聴覚に障害のある人と自由に会話ができる『筆記』。(約3年(240時間)以上の学習時間)

 

<3級>

接客に必要とされる具体的な会話や手話での道案内、会社や学校、手話サークルなどでの会話ができる『筆記』。(約2年(160時間)程度の学習時間)

 

<4級>

お店や窓口で簡単な接客の会話や日付や時刻、金額など数字の入った表現ができる『筆記』。(約1年(80時間)程度の学習時間)

 

<5級>

挨拶、自己紹介、趣味について相手に尋ねたり答えたりすることができる『筆記』。(約6ヶ月(40時間)程度の学習時間)

 

<6級>

簡単なあいさつができる。濁音や半濁音・長音・拗音などを含む指文字、千の位までの数字、日常よく使われる単語について表現・読み取りができる『筆記』。(約3ヶ月(24時間)程度の学習時間)

 

<7級>

指文字(五十音)の基本形を覚え、ゆっくり表現し、読み取ることができる。ただし濁音、半濁音など動きのあるものは含まない『筆記』。(約1ヶ月(8時間)程度の学習時間)

 
 普段から手話にふれる機会がある方はもちろん、これから勉強しようという方も、手話技術向上や福祉資格取得の一環として、『手話技能検定』に挑戦してみてはいかがでしょうか。
 
※参考資料:
『手話技能検定』
http://www.shuwaken.org/

ライター:野間能子 ノーマ・プランニング。医療・スポーツ・美容・飲食など、ライフスタイル全般のプランニング、編集・執筆、商品企画などを行う。

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