気をつけ合おう!『こころのバリアフリー計画』
気をつけ合おう!『こころのバリアフリー計画』
- 『車いす、妊婦、ベビーカー、ご高齢の方が出かけやすい社会を目指す
- 『ココロのバリアフリー 応援店ステッカー』とは?

新しい建物を建設するときや、駅の補修工事、街の道路設計をする際に、必ず考えられるのが、『バリアフリー』です。
日本における『バリアフリー』は、年々、進んできています。しかしながら、車椅子で生活をされている方や、杖などをお使いの方々の視点に立ってみると、行けないところ、入れないところなどがたくさん存在します。
すべての場所を、建物の構造や、使う方々の同線も配慮しながら、『バリアフリー』にすることは、まだまだ時間がかかるかもしれません。
ただし、障害をお持ちの方、ご高齢の方、妊婦さんやベビーカーをお使いの方、怪我をしてしまった方などが、ご自分や、また、家族と一緒に行きたいところへ行ける環境をつくっていくために、『ココロのバリアフリー計画』への取り組みが行われています。
こころのバリアフリー計画』
『ココロのバリアフリー』で、お客様をおもてなしされているお店や場所のシンボルマーク。
『ココロのバリアフリー 応援店ステッカー』が貼ってあるお店は、スタッフが『ココロのバリアフリー活動』の考え方に賛同した接客をしています。
※「何かお手伝いすることはありませんか?」と、お声をがけをして、さまざまなサポートに取り組んでいる、『ココロの意思表示』のためのステッカーです。
- 『ココロのバリアフリー 加盟店』への参加方法
(1)段差や階段があっても、「ココロ」をこめて接客されているお店や場所であれば参加可能。
(2)『ココロのバリアフリー応援店』のサポートツールを購入し、ステッカーをお店の入り口などの目立つところに貼って告知する。
(3)事前チェック項目(入口幅、トイレ幅、段差、近くのユニバーサルトイレ情報など)に必要事項を記入して、お客様からのお問い合わせに答える準備を行うこと。
(4)『ココロのバリアフリー』が提示している『ユーザーズガイド』に基づいてサポートをすること(※『ユーザーズガイド』には、接客方法や車椅子の操作方法を記載)
(5)『ユーザーズガイド』情報を、加盟される店舗や団体のポータルサイトに掲載して、ご利用になられる方々と情報を共有して、快適なサポートを行うこと。
『こころのバリアフリー計画』のホームページを是非ご覧になって、サポート店舗になってみてはいかがでしょうか。
街が、人が、社会が、お互いのバリアを開放することが、住みやすく、心地良い未来の実現に近づくと考えています。
※参考資料:
『車いす、妊婦、ベビーカー、ご高齢の方が出かけやすい社会を目指す
こころのバリアフリー計画』
http://www.heartbarrierfree.com/
ライター:野間能子 医療・スポーツ・美容・飲食など、ライフスタイル全般の編集・執筆、プランニング、商品企画などを行う(株式会社ノーマ・プランニング)
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